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チョロスギナイ?

今回のは読み飛ばしてもらっていい気がする。

あと、なんかホモホモしくなった(いつものこと)

え、いやなんで?

何故か隣に座ろうとしたら急に膝の上に座らされたんだけれど。なぜ?

抜け出そうとしたが、しっかりと抱え込まれてしまっていて抜け出せそうもない。

その様子をやれやれという感じで見つめる風紀委員長。

そんな彼も自前のビニール袋を持って隣に座り込む。

おーい、突っ込め。思いっきり風紀が乱れてるぞ。おいこら生徒会長、お前は頭をなでるんじゃない!


「あの、生徒会長?」


「ふむ、中々いい匂いがするね。香水でも使っているのかい?」


匂いをかがれ一順でと鳥肌が立った!

男の匂い嗅ぐとか変態か! ほもか! 女性恐怖症で男好き!?


「あ、それ私も思いました。他の生徒からも香水使ってるんじゃないかと疑惑がかけられてるね。今日はちょっと弱くなってるみたいですが」


えー・・・まさかそんなに強い匂いしてる?

今保健室から借りたシャツだからあまり匂いはしないだろうけど、ここ最近事故とか怪我が多いから汚れ落とすためにつけおき洗いしてたのが原因かな?


「多分シャンプーと入浴剤と洗剤の匂いかと」


まぁ正しく言えばボディーソープと石鹼とコンディショナーと保湿クリームとかもあるけどそこはご愛敬。


「へぇ・・・参考までにどこのやつか聞いてもいいかな」


「○○〇のシャンプーに○○○○のローズマリーの香りの入浴剤と○○〇の洗剤(全部高級ブランド)」


「「???」」


だめだ、まったくぴんと来てない。


「母が試供品などとしてもらったもの使ってます」


「ああ、なるほど。女性向けの商品なんだね」


これで一応納得してくれたらしい。

まぁ実際のところ母親が仕事先とかでもらってきていたものを仕送りの一部として送ってくれてるものだ。実家で使っていたころは男性ものとか普通のやつ使いたいと思っていたわけだが、スーパーに行ったら全部ひっくり返った。

日用品が全部そろってるだけでもかなり生活に幅が出るのに、一か月普通のやつ使ってみて体の調子は落ちるわ洗剤は取れにくいわニキビとかできるし肌や髪のハリは落ちるわありがたみがすごい。ほんと母さんには感謝しています。


さて、それはともかくだ。


「あの、生徒会長。そろそろ離して・・・・」


「ところで四方山君。何が好きだったかわからなかったから適当に買いましたが、焼きそばパンでいいですか?」


開放してほしくて抗議しようとしたところ風紀委員長にさえぎられる。

おお、あれはうちの購買部で1番人気を誇る焼きそばパン。1年生の教室からではチャイムと同時に走り出しても絶対に間に合わず、一番近い3年生でも手に入れることが難しい。

風紀委員長は知らないが生徒会長は行きしなのコンビニで買っていると言っていたから今回珍しくの参戦だっただろうにそれを手に入れるとは。

当然男である二人に男子生徒が加減してくれるわけもなく持ち前の運動能力だけで勝ち取ったのだろう。


まぁ、少し申し訳なさはあるのだが1年生からしたら値札しか見たことのない商品なわけで、この機会を逃したら卒業するまでに味わう事すらできないだろう。

まさかこんな牡丹餅があるとは・・・。

まぁそれはともかくだ。


「ありがとうございます。ありがとうございます風紀委員長。それはともかく生徒会長、放してもたっても・・・」


「ふ、甘いね圭吾。四方山さんが好きなのは・・・」


そう言ってごそごそとビニール袋を探って取り出したのは・・・。


「このナポリドックさ!」


おお、ナポリドックだ! 

ナポリドックはその名の通りパンにナポリタンが挟まれた総菜パンだ。購買部では人気が5,6位くらいなのだが、体格が小さく、運動神経もあまり高くない自分からすればなかなか手に入りづらい代物。

なんせ「焼きそばパンが無いから仕方がないからこれ買うか」くらいの感覚で購入されるため余ることがほぼない。

だが、俺はソースの濃い味の焼きそばパンよりもケチャップたっぷりでピーマンや玉ねぎの入った甘じょっぱくてちょっと酸っぱいナポリドックが大好きだ。


買えないのにどうして味がわかるのかって? 

購買のモノでなければスーパーでチープなものが手に入るし、コンビニでも期間限定だけどそれなりにこだわったものが食べられる。


そんな好物であるナポリタンドックか学園で1番人気の焼きそばパンか、どちらにせよ次にいつてに入るかわからないような一品うう、まよう・・・!


「どっちも欲しかったらいいよ?」


「え、いいの!?」


「ああ、四方山君のために買ってきましたから」


わぁい! 二人とも大好き!


BL書いてるつもりはないんだけどね・・・

なお、主人公はお風呂とボディーケアで1時間くらい時間使っている。

匂いに関しては電車の隣に座ったら匂うくらいの匂いなのでそこまで強烈でもないが、シャンプーとか500mlで5000円以上する高級ブランド品なので匂いの質もいい。

主人公金銭感覚は普通なのにいいもの使いすぎて戻れなくなってるタイプなんよ

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