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第41話 『世界樹の使命』

「剣の隠し場所?」

「そうよ!どこかに封印しとかないと」


作った剣をどこに隠すか。

テオトルは既に見当を付けているようだが、

まだ銘も付けてないし、

試し切りもしてみたい。


「試し切り?駄目駄目、辞めてちょうだい?

世界が一つ吹っ飛ぶ事になっちゃうからさ。

うん。一瞬で蒸発する威力だね。

神泣かせだよね。

古の神が作ったらしいけどねぇ。

あっ、私が最古の神でした!

うっかり!」


神泣かせの剣なのか。

確かにそんな剣が一般人に渡るのは危険だな。

ったく、俺がそこまでやれってのかよ?

仕方ねぇな。


「で?どこに隠しにいくんだ?」

「アフェリッサの湖。

あそこほど深い湖は他には無いからね」


なるほどなぁ?

ヒュドラも死んだし、

あそこなら安全ってこった。

納得納得。


「ボーン君居るじゃん?上級精霊の」


上級精霊?下級精霊のはずじゃねぇの?

確か召喚した時はそんな事言ってたような?


「彼ね、一回故郷に戻ってるの。

召喚される際、大量の魔力を使うはずなんだけど、

あれは世界樹(イッグドラスール)内の世界間移動をしてるのよ。

ボーンは妖精園(フィレンズガルド)から、

試験世界(テスタ・ルワード)に。

妖精園(フィレンズガルド)世界樹(イッグドラスール)内でもかなり神性の高い世界だから、

神性皆無の試験世界(テスタ・ルワード)では、

最強に近い力を持って居るってわけ。

まぁ、君に言っても詳しくは分からないと思うけどね」


くぅ、馬鹿にしやがって。

でも、なるほど。

神性の高い世界程、

強い者が生まれると、いう事……なのか?


「ざんねーん。違いますぅ。

確かに半分正解はしてるけどね。

神性の高い場所ほど強い奴が、

産まれやすい、ってだけで、

必ず強いとは限られないんだ。

そのせいで冥神が産まれちゃったんだけどね」


なぁ、この間から気になってたんだけど、

冥神ってなんだ?

強いとかどうとか聞いたけど。


「冥神かぁ。

まぁ一応教えてあげよう。

冥土の土産にでもしなさいな。


はるか昔、私は神地園(ネレナヘイム)に神様を作ったんだ。

後々世界を管理してもらおうと思ってね。

昔は色んな種類が居た。

その中でも、光神と魔神は特に強かったんだけど、

良からぬ考えを持ったのか、

破壊の限りを尽くし始めたんだ。

私が神作りの反動で、

力を失っているところを狙ってね。


でも、その考えは打ち砕かれたんだ。

幻魔帝って奴が神を全員封印したり、

殺害したりしたんだ。

しばらくは約束の地(アトランティス)に縛り付けてたんだけど、

この間復活しちゃって、

光神と魔神は合体して、冥神になったんだ。

冥神ウィツィロ、世界樹(イッグドラスール)で、

私より力を持つ神。


それを倒すためにその剣も作り出したんだ。

ついでに言えば、

ブレイダル国王は、冥神の使い魔の一人。

彼を殺せば、私たちにとって有利ってこと。


だから君は必要だったってわけ。

私達の言うことを信じて付いてきてくれて、

本当にありがとうね」


……なら、尚更だな。

尚更、ブレイダルを倒さなきゃいけないってわけだ。

燃えてきた!

その使命、絶対に全うしてやるぜ!

乗りかかった舟だ。

最後までご一緒させて頂くぜ!




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