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交渉

「そうでしたか……それは、お察しします。

 そうですね。でしたら……相場は、五百万ゴールドと言った所ですが……怪我もしてますし。性奴隷にとしても使えないので……二百万ゴールドで、どうでしょう?」


 二百万ゴールド……金貨20枚。それだけあれば、一年間は遊んで暮らせる。

 しかも、値引きしてだ——。それを考えると、やはり奴隷は高いのだろう……

 

 しかし、ショウにはワイバーンを売ったお金があるのでアカネと言う奴隷を買う事した。


「二百万ゴールド……わかりました。買います」


「では、お会計を……」


 お会計をしようとするオットセに、ショウは——奴隷を二人欲しい事を伝える。

 一応、ダンジョンの規定では二人以上なら大丈夫だが念のためにショウは、もう一人パーティーに入れておく事にした。


 本音は、二人だと気まずいし。


「アカネの話し相手も必要かと思いまして……」


「そうでしたか、それでは……」


 そして、二人目の奴隷を探そうと見ていると銀髪の幼い少女に目が止まる。


「この子は……?」


「シルクと言います。シルク前へ……」


 ショウの頭の中では、賢者様が——この子を買えと大騒ぎをしていた。

 なので、ショウは「二人目は、この子にします!」そうして、ショウは二人目の奴隷をシルクと言うこの子に決めた。


 すると、オットセが少し……真剣な顔になった。


「実は、この子は訳ありです。

 正直な事を言いますと、このシルクは性奴隷として使う事も出来る上に高貴な出の者なので——手放すにしても、相当な金額を積んで頂かなくてはなりません」


「そうなのですか……」


 しかし、そんな事とはお構いなしにショウの頭の中では——賢者様が大騒ぎをしていた。

 なので、ショウは賢者様を大人しくさせる為——絶対にシルクと言う少女を手に入れるしかなくなった。


「詳しく聞かせてもらっても良いですか?」


 すると、オットセはシルクについて話し始めた。

 シルクは、もともと貴族で——貴族同士の権力争いに負けた為に、没落したシルクの家は両親が殺されると家は崩壊してシルクは奴隷の身となってしまった。

 しかし、没落貴族と言っても元貴族のシルクには色々な使い道が有る為に高額な金額取引される為に、戦闘系の奴隷を探しているショウには、必要ないと言うのがオットセの見解であった。


 しかし、ショウは——そんな事より頭の中の賢者を黙らせる事が最重要だったので、オットセが何を言おうと引き下がる気は無かった。が……

 そう言いながらも意外とオットセは、ショウにバレない様にシルクを勧めてくるのであった。


 まぁ、よくよく考えると……高くは売れるが面倒ごとに発展しかねないシルクは、手元に置いておくのは、オットセにとっても悩みの種である事には間違い無かった。


 そして、オットセには——ある企みがあった。


「しかし、ショウ様は——。

 今日、初めて来店して下さった大事な! お客様であります。

 わたくしどもとしても、その様なご縁は——とても大事にしていきたいと思っております。

 なので、今回は——シルクを千万ゴールドと言いたいのですが……アカネも買って頂いておりますので、シルクを八百万ゴールドで二人合わせて千万ゴールドでいかがでしょうか?」


 正直言ってショウは、千万ゴールドは持っていない。

 しかし、ショウには沢山の英雄達が付いている。

 なので、皆んなで知恵を合わせれば解決できない事はない。

 そう思っていると、オットセが相談を持ちかけてくる。


「そして、もう一つ提案があるのですが……

 実は、わたしはショウ様が来店した時からショウ様の肩に乗る。

 その金色に輝き言葉を話す鳥が気になっていました。

 なので、どうか譲っては頂けないでしょうか?

 もし、譲って頂けるのであれば……二人合わせて五百万ゴールドまで値引きします!」


 それを聞いたショウは、そんな事で半額まで値段が下がるのなら……

 なのでショウは、オットセの気が変わらないうちに——二つ返事で了承した。


「それで、お願いします!」


 そう頼むと、キーウィが怒り騒ぎ出した。


「ふざけるな! ワレコラワレ。俺様を売るとは無礼な奴が——ッ!!!」


「冗談、冗談……」


 でも、この事から交渉が可能な事は分かったので——今度は、ショウから提案をしてみる事にした。


「申し訳ない。オットセさん、実は——コイツは、実態の無い精霊みたいな物で俺から離れると魔力が枯渇して消えてしまうのです。

 なので、こいつをあげる事は出来ませんが……他の物では、どうでしょう?」


「そうですか……それは、残念です。

 そう言った事情があるなら仕方ありませんね。それで、他の物は何でしょう?」


「ワイバーンの肉などは、どうでしょう?」


「ワイバーンの肉ですか……それは、珍しい。

 最近、少し離れたガバラの村で大量に捕獲されたのは聞いていましたが、いくら欲しくても、王都からは少し離れている為にワイバーンの肉は多くは流通しませんでしたから。欲しがる貴族や商人は多いと思います。

 わたくしも、その中の一人と言う事は間違いではありませんが……

 しかし、少しばかりのワイバーンの肉では——。」


 そう言われたのでショウは、部屋いっぱいのワイバーンの部位を召喚すると——その多さにオットセは驚いた。


「こ……この量は、素晴らしい。

 しかも、鱗や皮の素材の値段だけでも金貨数十枚にはなる。

 是非、譲って頂きたい——ッ!!!」


 そして、オットセと交渉成立したショウは最終的にシルクを四百万ゴールド、アカネを二百万ゴールドで、合わせて六百万ゴールドで買う事になった。

 これによりショウの所持金は、ほとんど無くなってしまったが、共とお金の使い道が無かったショウは特に問題ではなかった。


 それからシルクとアカネに奴隷紋を刻むとショウは、二人の主人となった。

 

「これから、よろしくお願いします。ご主人様……」

「よろしくお願いします。ご主人様——」


 二人の奴隷は、心ない挨拶を済ませると三人は奴隷商会を出ると——今後必要となる物を買いに行く為に店を回る事にした。


 まず初めに大量の食料買いに行く、食料はいくらあってもアイテムボックスに収納しておけば腐らない為に——神水を求めてダンジョンに長く潜るつもりのショウには、最も必要な物となる。

 

 その後は二人の奴隷の服や下着小物なんかを買いに行った。

 何か必要な物があったら言ってくれ。と言うショウの問いに対して二人は、何も必要ないと答えるだけであった。

 なので、ショウが必要そうな物を適当に買う事にした。

 そして、最後に武器屋に行くと二人の防具を見て回る。

 しかし、これと言って良い物が見つからなったショウは【鍛治師】のスキルを使い。

 自分で作ると決めると、適当に鉄や素材を買い漁った。


 それから街の外にの森に移動すると、アイテムボックスから小屋を召喚する。

 二人は驚いたが黙って小屋に入ると、ショウはテーブルの上に沢山のパンや果物や飲み物を置くと——。


「適当にくつろいでいて……」


 その言葉を残して工房に籠った。

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