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68. ユーザーは公式HPのどこから見るのか問題

【第67回 2026.6.18】『ユーザーは公式HPのどこから見るのか問題』を配信


 【ホームページのどこをユーザーは注目するのか?】

 【知って効率よく、作品の魅力を知ってもらおう!】

 皆さん、オヒサシブリデス。

 ちょっとだけ時間が取れたので久しぶりに更新するよ。


 現在、ゲーム・アニメ系のホームページは、

 スマートフォンの片手操作でもお手軽で見られるよう、縦長の1ページでまとめるようなデザインにするのが主流ですね。


 しかし数年前まで……私が美少女ゲームクリエイターとして活動していたころは、いくつものページで区切られており、

 「トップページ」「ストーリー」「キャラクター紹介」「概要」「セールスポイント」「CG」「体験版」「スペシャル」……などなど。項目ごと別々に、ページが存在するデザインが主流でした。


 それだけに、ホームページを訪れたユーザーの行動を、アクセス解析機能で追ってみると、どのページ、どの項目が人気があるのかも一目瞭然! 


 しかも傾向が作品の垣根を越えて、共通点していたのです。

 いいかえれば「萌え系コンテンツ」の紹介で、ユーザーはどこを重点的にチェックするかが、アクセス解析の結果から容易に推察できました。


 まず、一番人気だったのが、

 「キャラクター」「CG」の2強。

 萌え系コンテンツといえばやはりキャラクターが命ですし、また美麗なCGを見るためにプレイしている部分がありますから順当な結果でしょう。


 続いて、体験版やでもムービーを配信したタイミングのみ、

 「体験版」「ダウンロード」

 などの商品の内容を確認できるようなコンテンツを、ダウンロードできるページにアクセスが集中します。(※1)


 これにサイトの入り口である「トップページ」を加えた4強(「体験版」と「ダウンロード」は同一のものとしてカウントしています)に人の流れが集中していました。


 何らかのお得なキャンペーンを打とうと、クリエイターにインタビューしようと、壮大なストーリを語ろうと、この4強の地位はまず揺らぎません。

 つまり、「トップページ」「キャラクター」「CG(アニメとかだとスチール)」「体験版・デモムービー」は訪問者の目に留まりやすい。翻って、この4強に目を通す間に作品の魅力を伝えられないと、浸透しないままユーザーがホームページを離れてしまう可能性が高いと考えられます。


 自分が手掛けた作品をアピールするのであれば、4強から力を入れたほうが良さそうだとも言えるわけです。


 例えば……これは私が始めた手法ではありませんが……同人美少女ゲームのダウンロード販売のページを見ると、「CG」画像にセールスポイントの文字を加えたり、「記事風」「広告様」の図案が掲載されいている場合があります。


 これは非常に妥当な手法であり、長大なテキスト文章だけでアピールするより効果的であると考えています。


 「トップページ」「キャラクター」「CG」「体験版・デモムービー」以外の要素を否定するつもりはありませんが、それら以外の紹介要素は

 【作品に興味を持った人がさらに詳しく知りたい! という時にだけ見るコーナー】

 と割り切った方が良さそうです。


( ・_・).。oO(「ストーリー」とか「セールスポイント」とかは意外と見る人が少ないんだよ……)


■ 今日のまとめ ■

・萌え系コンテンツの紹介ページで真っ先&大勢が見ようとするのは、「トップページ」「キャラクター」「CG(アニメだとスチール)」「体験版・デモムービー」の4強だよ。

・上の4強を見るだけで魅力がわかるように構成すると、作品の魅力が大半の人に伝わると思うよ。




(※1)

 なお、「体験版」「セールスポイント」を比べると、「体験版」の方が大勢のアクセスが期待できます。

 「体験版」を公開した次の週にゲームの予約数が跳ねたという現象も観たことがあり、「体験版」が商品を購入する決め手になっている(「体験版」が出るまで、購入を見合わせている?)のは、否定できない事実でしょう。


【自己紹介 板皮類 学名:ニョロリマス・オパーイスキー】


 ばんぴるいと読む。美少女ゲーム業界で14年。

 その後、一瞬だけソーシャルゲーム業界にいた、元企画屋&シナリオライター。

 毎週、新作エロゲを300円で8週間連続発売するなど、コンフォートゾーンから飛び出す、変わり種企画が持ち味だった。

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