28/51
朝チュン
俺は首元に衝撃を感じ、目を開ける……
重いまぶたに力を入れてこじ開けると、見慣れない空間が。
そっか。
ミナの家に泊まったんだっけ。
今の時間は分からないが、外はまだ薄暗い。一人で寝てたら起きない時間だろう。
外から雀の鳴き声が聞こえる。
冴えない意識で聴いていると鳴き声の違いが分かってくる。分かったところで、首元の違和感を取り除こうとしたが、やっぱりやめた。
この部屋の主で、俺の彼女のミナが俺の肩まで手を回して覆い被さっている。
昨日の夜、キスは出来なかったからこれくらいはと思い自分に都合の良い答を出した。
しかしまあ、好きな人にこんな事されたら色々な感情が生まれて、朝一から俺の中の悪魔と悪魔が談合していると言うのに。
天使がこんな姿でこんな表情で寝ていたら……
悪魔達も黙って見とれるしかないよな……
とりあえず天使が動くまではこうしていよう。
今回短くてすいません。




