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始まりの残謳
※この小説は残酷な表現等があります。
苦手な方はご遠慮願います。
※駄文ですが、よんでいただけたら嬉しいです。
燃える燃える
其れはまるで地獄の業火。
この懺の炎に焼かれしは
薄汚い蛇の骸か。
その様を赤くして眺めるは
『鬼』。まるで『鬼。』
‐‐‐‐‐‐‐
「…ッ!おのれえええ!!…許さぬ…!決して許さぬ…!」
赤い炎の中を蠢く物体は目の前に立つ男の顔を掴まんと手を伸ばす。
しかしそれは叶わず、己の周りを取り囲む無数の札によって阻まれる。
男は顔色を変えることなく
卍を唱え続ける。
「覚えておくがいい…!次に妾を見る時が貴様の最後であろう…!」
男は静かに自らの右目に札を張り付ける。
そして無数の札は炎の中の其れに次々と張り付いていく。
「妾は…海鬼埜蛇子…!
忘れるな…!貴様を喰らう邪の名を!蓮仙!!」
最後に其れの眼まで札が張り巡らされた時
「よせ!!やめるんだ、蓮仙ーーーー!!」
炎の柱は男を包み込んだ。
此れ 此の時こそ
始まりの残謳である。




