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第2話


「ねえ、知ってる? 僕みたいな人間がどうやって選ばれて生まれてきたのか、やっと分かったんだ。哀れな人たちさ。ある奴は愚かなのに知ったかぶりをして、ある奴は利己的で……。そして僕は、脳みそがないんだ」

「本を読むだって? 自分が本を読めるのかどうかすら、僕には分からないよ」

「僕の知能はね、まるで卵のようなものさ。君たちは卵じゃない。だって、もう孵化しているし、幼生なんかじゃなくて成体なんだから。でも僕は、まだ孵化していない卵だ。いや、絶対に孵化することなんてない。だって、もう割れてしまった卵なんだから。……それが、僕の知能さ」

[闇の魔法少女の記録より 第2話]

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