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無限の猿のノリと勢いだけで書き上げる第一弾です。鬼畜、胸糞が苦手な方はブラウザバックお願いします。

この小説を読むときは画面から程よく離れて部屋を明るくしてみてね。


「んっぁあぁ?・・・」


 眠気に抵抗しながらも、重たい瞼を開けると、そこは、見慣れぬ部屋の中。まばらに並べられた木の板が床に並べられ、壁は石積み。そして、どうやらその中にポツンと置かれてるベットに寝ていたようだ。

 ぼやける記憶を掘り起こしても、このような場所に覚えはなく。何より、当たりを照らし出している光源が、見慣れた蛍光灯ではなく、怪しく揺らめく蝋燭の炎だけと言うのが余計に不安を煽る。


「どこだここは、俺は今まで・・・ダメだ、思い出せねぇ・・・つっ!!」

  とりあえずは、横になったままでは何も始まらないと。起き上がり、ベットから出ようとした所で、部屋の中央の床が光りだした。

 その光は眩くとても直視出来たものではないが、すぐにその光は消えた。が、代わりに美少女が現れた。

 言葉として端的にすぎるとは思うが、これ以外の言葉は思いつかなかった。そう、美少女だ。10人中12人は振り向くであろう、その容姿の持ち主は、その長い赤みがかった髪をかき上げながらこう言った。


「お目覚めになられましたか、我がマスター」







「えっ・・・人違いでは?」

 少しの沈黙の後に絞り出した言葉がこれである。

 もう少し、言い様は有ったかもしれない。だが、こんな美少女を前に、初対面で、理解の追いつかない事を言われて、気の利いた事を言える人の方が稀であろう。そして、寝起きドッキリの可能性も考えながら、自問自答しているうちに美少女の方から話しかけてきた。


「間違えてはおりませし、私がマスターを見間違える事もあり得ません。お目覚めしたばかりで、戸惑う事もあるかとは思いますが。まずは、これを」


 そう言い、差し出してきた物は。アニメや映画の中でしか見たこともない、羊皮紙を丸め蝋で封をした物で。

 その封を破り中身を見てみると、どうやら手紙の様だった。









~拝啓~


 お体の具合は、いかがでしょうか?今は不明な点も多く、不安もあるでしょうが、

このような形で事の次第を、お伝えする事をお許しください。





 私も、このような手紙と言う物を書くのは初めてですので、何から書いて伝えればいいのか迷う所ではありますが。まず、初めに。ここは、あなたの居た世界ではありません。あなたの居た世界とは別の世界で所謂、異世界と言う所になります。

 いきなり、この様な事を言われても困るとは思いますが。ここに書かれていることはすべて事実です。そして、なぜあなたが異世界に居るかと言うと、私が召喚させて頂きました。


 あなたの世界では馴染みない言葉だと思いますが、私はダンジョンマスターをしておりました。そして、あなたを召喚した事を説明するには。まず、このダンジョンマスターに付いて説明していかなければ行けません。

 この世界に置いてダンジョンマスターと言うのは、ダンジョンと言う陣地でモンスターやトラップを駆使して、人族と対峙する存在。とされていますが、その本質は、人族をダンジョン内におびき出し、その生命エネルギーとでも言うのでしょうか。人族から得られるエネルギーを集め、そのエネルギーを神々に還元する。それがダンジョンマスターです。その、ダンジョンマスターはダンジョンと一心同体で、ダンジョンマスターが消滅すればダンジョンも消滅し、ダンジョンが朽ちればダンジョンマスターも消える。そんな存在・・・


 それなのに、私は、その存在意義を放棄してしまいました。



 存在する意味を失ったダンジョンマスターはダンジョンと一緒に朽ちるのみ。しかし、落ち度の無い配下達も道連れにするのは不憫。私は、神に願いました。どうか、配下の者を助けてほしいと。

 そして、人柱を代わりに立てる事にしました。

 ここまで話せば、もうお解りかと思います。あなたは私の身勝手故に異世界に召喚されてしまったのです。


 許しは乞いません。何故ならあなたを納得させるだけの言葉を持ち合わせては居ないからです。どんな言葉を言っても。いくら言葉を紡いでも。あなたは許してはくれないでしょう。いえ、許して欲しいとは思いません。

 しかし、配下の者には罪はありません。どうか、どうかよろしくお願いいたします。




 私の力は、あなたを召喚するのに殆ど使ってしまいましたが。少しでもの贖罪とし、残りの力、あなたに捧げます。あなたの思う様にお使いください。



                       残虐のダンジョンマスター 

 

 





「これ・・・だけ?」

 それは、あまりにも一方的で、あまりにも短く、あまりにも自分勝手だった。仮に異世界に召喚した。と言うならば、もう少し説明が有ってもいいのではないだろうか。今時、ボタン1つで動く格安家電でさえ、これの数十倍の厚さの説明書が付いてくる。





「えっと・・・まずはもう少し説明がほしいかな」


「はっ、どの様な事でも私の知りえる事ならお答え致します」


「いやー、そんな硬くなくていいよ、頭を上げて貰って・・・まずは、今の俺の状況について教えてくれる?」


「はい、現在マスターは前マスターにより異世界から召喚され、ダンジョン最深部の一室にて療養中となっております」


「ここはもう、ダンジョンの中なんだー・・・じゃあさここが異世界だって事の証明はできる?」


「私はマスターの元の世界を知りません。なのでどのような事が証明に繋がるのか分かりませんが・・・こう言うのはいかがでしょうか」

 そう言うと彼女の体が一瞬光り、体が髪の色と似た炎に包まれ。額には第三の目が現れていた。あまりの衝撃に言葉を失っていると彼女が話しかけてきた。

「これが、私の真の姿です。信じて頂けましたか?」


 その言葉に唯々、頷く事しか出来なかったが、ほんの少し間を置くと落ち着いてきた。それは、彼女の姿が恐ろしいと言うよりはとても神秘的で綺麗だったからかもしれない。




「すっすごいね、もしかして俺にも出来たりするの?その・・・変身するの」


「お褒めに預かり光栄です。変身につきましては、マスターは今現在の姿が真のお姿、後からそう言った系統の能力を取得出来れば可能かとは思いますが、今の段階では出来ません」



 その言葉に少しながらの高揚感を感じながらも質問を続ける。




「そのダンジョンマスターって言うのはならない事もできるの?」


「出来ません。すでにマスターはダンジョンマスターですので、その身が朽ちるまでその役目は終わりません」


「じゃあ辞めるには死ぬしかないって事か・・・じゃあメリットとデメリットを教えて」


「そうですね、メリットはダンジョン内でマスターはかなりの自由を得られると言う事でしょうか、ダンジョンの内部構造を好きに構築出来ますし、我等従僕もマスターの言う事には絶対服従です。デメリットはダンジョンからは出られない・・・それくらいでしょうか」


「絶対服従・・・じゃあさ、最後になったけど名前と・・・スリーサイズ教えてよ」


「名はアイズと申します。スリーサイズは上から80-56-82で御座います」


 冗談のつもりで聞いたスリーサイズに答えられるとは・・・ダンジョンマスターになったと実感した瞬間だった。


「アイズって言うのか。まぁ、ダンジョンマスターってのやってみるよこれからよろしくな」

~おまけ~

アイズ「10人中12人って何なんですか?算数も出来ないんですか?」

猿「いや、あれだよあれ。120%とかよく使われるでしょ?そんな意味のつもりだったんですよ^^;」

アイズ「 わ か り に く い 後、最後のスリーサイズは何なんですか!?」

猿「えっ?十分モデル体型では?」

アイズ「もっとボン!キュ!ボン!が良かったのです。反省してください」

猿「そんな~;w;」

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