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第六話 真刻

タブレット没収されてて書けてなかったっす

(こいつは俺が殺す、全身全霊で殺す)

その時、天助の体を動かしているのは執念だった

その執念は、自身の知らぬ力を持っていた

「おいガキ、まさか勝てると思ってんのか?飛んだ傲慢野郎だなぁ!」

天助は何も言わず剣を構えた

そして自分の頭の声に従うのみ


『真刻(しんこく) 剣(つるぎ)』


空気が変わった、冷たく殺気が満ちる

天助の持っている剣の鈍色が

すぅっと美しい白に煌めく

「いくぞクソ野郎」

速い、先程とは段違いに

怪が攻撃を疎かにしてまで回避をするほど

そして怪の首に一閃が走る瞬間

「ぐぅおおおおおおおおおおお!!!!!」

生への執着が怪を突き動かす

怪物の右腕を薙ぎ払う

多少喰らってでもこいつ(天助)を殺す、そう考えたのだろう


天助の剣と怪の右腕が衝突する瞬間

グラウンドは二人を中心に崩れ弾け飛んでいく


ズドオォォォォォォン!!!


怪の右腕を切り裂き、首と胴を一刀両断

天助の剣は振り抜かれていた

「くそっ…が…」

怪は憎悪の目で天助を睨みながら、どしゃりと崩れ落ちた

白光を放った剣はまた鈍色に戻った


「仇は討ちました、神宮寺先輩」

天助も体から力が抜け、地面に倒れた



次回 防壁

真刻とは…

刻字の力の解放(つまり必殺技)

その刻字の力を安定して八割以上出せる実力を持つことによって真刻が使えるようになる。

また、急激な感情の変化による強い決意の力で一時的に真刻を使えるようになることもある。

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