40話 ギルドに行こう1
あまり短いのも嫌なので平均1500字前後で投稿していきたいと思います
「さっきのやつウザかったなー」
そうポツリと愚痴をこぼすマサト、マサトのつぶやきを聞いたのかミラが心配そうに聞いてくる
「ごめんねマサト、私のせいで迷惑をかけて...」
「いや、気にしなくていいよ。俺自身あのバカの言い方にムカついていたし、何より攻撃されたんだ。やり返して当然だろ?」
「うん...だけど...」
ミラはうにゅうにゅと何かを言いたそうにし責任を感じているようだった
(ふむ!まだ気にしているみたいだなここは話題を変えて...)
「可愛いミラを他の男に渡すわけないだろ。俺がミラを誰かに渡すような奴に見えるか?
それにミラはそんな悲しそうな顔より、いつもの太陽のような見ていて心が温まるような笑顔の方が似合っているよ?
だからそんな悲しそうな表情はやめて、俺のために笑ってくれないかな?」
(くっさ!臭すぎる!口から砂糖の塊吐き出すわ!自分で言ってて途中で鳥肌もんだわ!)
マサトはそんな事を思っていたがミラはドンドンと表情を明るくし笑顔になった。
ここで止まれば良かったのだが、それを通り越してベルさんがミラを見ているときのような、とても人様に言えない顔をしながらクネクネしだした
「あ~っと!そうだ!ギルドだ!ギルドに行くんだった!さあ行こう!すぐ行こう!」
このまま留まっているのに身の危険を感じたのかマサトは回れ右をし、歩き出そうとするが、ミラに回り込まれ『ガシッ!』と腕をつかまれる
「ぐへへへ、マサトどこ行くのかな~?ギルドはそっちじゃないよ~?こっちだよ~?」
「いや!?どう見てもそっちは宿だよね!?なに!?食われる!?俺食われちゃうの!?」
まさか7歳の女の子がここまでオマセさん?いや...肉食系だったとは!俺の純潔が汚される!
「こら!あんたたち!私の宿の前で何騒いでいるんだい!」
どうやらこの宿屋のおかみさんらしき人が、宿の入り口前で騒いでいた俺たちを叱ってきた
「すみませんお騒がせしました。今すぐここから立ち去りますので...」
「おまち!見たところ子供2人だけのようだけど保護者は何処にいるんだい?」
「俺の保護者はいなくて、ミラ...今俺の腕にくっ付いている彼女には母親がいますが今は不在ですね」
(この人はこんなことを聞いてどうするつもりなのだろう?まさか店の前で騒いでいただけでどうにかなるとは思えないが...)
「そうかい、そろそろ暗くなってくるから早めに家に帰るんだよ?もし家に帰れないっていうんなら私の宿に泊めてあげるから早めに言うんだよ。」
(なんて優しい人なんだ...見知らずの人を泊めてくれようとするなんて...
いや?営業ともとれるか?)
「ありがとうございます。これから俺は冒険者ギルドに行き登録してくるのでその後お邪魔させていただきます」
「子供が下手に敬語なんて使うんじゃないよ、むずがゆい。
子供は子供らしく元気よくしておきな!それとギルドで登録したら決して無理しちゃだめだよ!無理して死んだらそれまでなんだからね...
さ!湿っぽい話は終わりにして早く登録しておいで。」
そうして笑顔で送り出してくれるおかみさん、やはり宿をしていたら様々な人と出会い、そして魔物のいる世界だ...別れもあるんだろう...
「はい!ありがとうございます!ではいってきます!」
ミラもこの頃になると俺から離れておかみさんの話をまじめに聞いていた。やはり俺よりこの世界に住んでいる人はこの様な事は身近なようだ。ちゃんと身を引き締めないとな
「さあミラ、ギルドに行こうか。」
「うん。マサトが無理しないように私がちゃんとサポートするからね!」




