22話 閑話 もしもシリーズ① クリスマス特別編
もしマサトが雷に撃たれなくて、代わりにベル・ミラ親子が日本へ来てしまったパターンのクリスマス版。
反響が良ければこのもしもシリーズで各季節イベント物書いていきます
長くなりすぎたため、明日も投稿します。
12/24と12/25はクリスマスだしね!(´◉◞౪◟◉)
3/9全体修正
「ジングルベール♪ってね。はぁ...今年も一人寂しくクリスマスか...」
開幕早々憂鬱な事を言う雅人。この時期は寒く、スキューバダイビングをしに来る客もいない。だからと言って店を開かなければ来るかもしれない客すら来なくなる。その様な状況下でカウンターに顎を乗せ、一人むなしく歌う。
店の外は煌びやかな装飾がされた木々が軒をつなげ、年若いカップルであろう二人組が手を取り、腕を組みながら歩いている。
「あー彼女がほしい...」
若くして店を構え、彼女を作る余裕もなくがむしゃらに働いてきた20代。とても充実した毎日を送ってはきたが、30になってからは何故か無性に人肌恋しくなってきたのだ
「考えていてもしょうがない!客も来ないことだしもう閉めて潜りに行こう。いつもと違う所を探索し、良ければ来年のダイビングポイントとして地元漁師にかけあえるしな。
ここでウジウジしていてもいい事なんてない!潜って忘れよう!そうと決まれば準備準備!」
準備を終え、船を出してもらい海に潜る雅人。
(うん。ここはなかなかよさそうだ。テーブルサンゴもあるし、何より初心者でも楽しめる。やはり海はいいな。嫌な事を忘れることが出来る。まあもし彼女が出来たら一緒に潜って海の中でイチャイチャできるのだけど...
っていかんいかん!嫌な事を忘れることが出来ると言ったそばからネガティブな事を考えてどうする!
あいあむはっぴー。おふこーす。うん大丈夫。持ち直した)
とろくでもない事を考えながら潜っていたら急にうねりと流れを感じる。
(どうしたんだ?急に流れが変わったぞ?)
海面を見上げてみるとやけに空が曇って来ていた
(これはやばい、一荒れ来そうだ。早めに上がるか。)
船に機材を積み込みいざ自分が上がろうとしたとき「ピカッ!!」と雷が光り海面に落ちてきた
「あいたたたー何が起きたの?何ココ?海?なんで私ここに...ってミラ...ミラは何処!ねぇ!そこのあなた!ミラっていう超絶可愛くて目に入れてもいたくない、それでいてとっても良い匂いがしてハスハスしたくなる私の娘知らない?」
海面に雷が落ちてきたかと思うと、落ちてきたのは雷などではなく、一人の女性だった。
その人は急に周りを確認した後こちらに気が付き、海面をまるで走るかの如く速度で100mは離れているであろう距離を1秒とかからず詰め寄ってきた
(え?...いきなり何言っているのこの人...と言うか今海面を完全に走って俺のところまで来たよね?目の錯覚じゃないよね?そしてミラって子大丈夫なのか?この人の子供らしいけど確実に変態さんじゃないのか?
変態さんなのは仕方ないとしてもこの人めっちゃ美人だな。ハリウッド女優顔負けのスタイルと美貌だな。日本語もうまいし金髪だけどどこの人だろう?)
初めは不信感が勝っていたが、落ち着いて確認してみると一般人がとてもお近ずきになれないタイプの人だというのが理解してきたため、変態だが一応丁寧に話をする事にする。
「落ち着いて下さい。とりあえず私の名前は雲母 雅人といいます。あなたの名前は?」
そう聞くと自分の名前を名乗っていなかったのに気が付いたのか美女が自己紹介をする
「ごめんなさい。私の名前はベル・フローレンスよ。ベルでいいわ。それで話は戻るけどミラー・フローレンス、ミラの事見かけなかった?私と一緒にいたからきっといると思うのだけど」
「いえ...私はつい先ほど海の中から出てきたところで、この船に荷物を積み込んでいる途中で雷が落ちてきたかと思うと、落ちてきたのはベルさんしかいなかったですね。
とりあえずこのまま話しているのも何ですので、船に乗って陸へ行きましょう。海上警備隊が何か情報を得ているかもしれませんし」
「そうね、こちらの事は何もわからないからお任せするわ、早く行きましょう」
('ω')
誤字脱字ブックマーク・応援等のお返事待ってます。
活動報告にも書きましたが、現在仕事が忙しく書きたいことはたくさんあるのに、書けていない状態です。
とりあえず現在あるストック分は毎日投稿し、無くなったら1/12までは亀投稿になると思います




