21話 初のPT戦
久しぶりのバトル。
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「そこのガキども!命が惜しければ金目のものと、横の奇麗なガキを置いていきな!奇麗な嬢ちゃんは俺らがたっぷり可愛がった後、売り飛ばしてやらぁ!!」
木の陰から急に飛び出して来て此方を威嚇しながら周りを囲んでくる盗賊たちを目の前にマサトは冷静に分析する
(はい、俺が無事王都まで到着できれば良いななんてフラグ立てたせいかな。ありきたりな盗賊が現れた。
全部で20人か、初めてここまで大勢の敵と戦うことになるな。出し惜しみはなしで行くとするか)
「どうしたぁ!クソガキが!びびって声も出ないのかぁ?」
げひゃひゃと笑い出す盗賊をよそに俺は静かに準備をしだす
「ミラ、すべて倒そうと思うのだけどミラの事が心配だから盾で自分を守りつつ、敵に捕まらないようにして。
出来れば魔法を使って自分の身を守ってね。じゃあ行ってくるね」
「うん。行ってらっしゃい。もし殺してしまっても犯罪者にはならないし、むしろ報奨をもらえる事もあるってママが言ってたから遠慮なくやっちゃって!」
ミラは俺のステータスを知っているから躊躇うことなく送り出してくれた。アドバイス付きで。
そのアドバイスを聞きとりあえず心配の種も消えたことだし早速行くかと気合を入れる
「ほらほら!どうしたん「ザク!」...だ?」
どさりと倒れこむ先ほどまで挑発していた盗賊。その瞬間にまたミラの前まで戻る俺。
周りの盗賊どもは未だ反撃されたのを理解していないのであろう。未だ見当違いの事を言っている盗賊も一部いるが笑い声を上げていたが少しずつ静まってくる
「あ?なに倒れてんの?足滑らしたのか?」
それはそうだろう。まさか7歳の子供にやられたとは微塵も思わないだろう。だがお頭らしき人物が真っ先に立ち直る。
「何言ってやがんだ!そこのガキが魔法か何かで攻撃したんだろうが!よく見ろ!首から血を出しているだろうが!」
そう、俺は木刀に風魔法を合成し風の魔法剣としての運用を出来るようになっていた。
これは盗賊との戦闘になるまでの間2回戦ったとき、所詮木刀であり、殴り殺すことはできるが、火力不足を否めなかったのだ。
それを解消するために編み出したのが魔法剣で、魔法を合成出来るかどうか試した結果、成功したのであった。ついでに魔法はミラ先生に教わりました
「次行くぞ...」
そう呟いた瞬間姿の消えた俺を見失ったのか、盗賊どもが慌てる。その間にも盗賊の仲間たちが次々と倒れて行くのを見たお頭が、ミラを人質に取ろうとナイフ片手に近寄っていた
「いや?させないよ?」
その瞬間、お頭の手と足の腱を切り立ち上がれなくするマサト。「ぎゃああぁぁぁ!!!」と言う悲鳴を聞きながらミラに確認を取る
「ミラ、大丈夫だった?」
「うん、マサトが守ってくれたから大丈夫だよ!」
「ぎゃああぁぁぁ!いてぇ!いてぇよおおぉぉ!」
「うるさい!これでも口に入れてろ!」
その辺りに落ちていた拳大の石をお頭の口の中にねじ込む。
(なんか初めて戦闘したときも狼の口にこれより大きい石をねじ込んだな...)
その時、お頭の悲鳴を聞いたのか、それとも盗賊どもの悲鳴を聞いたのか、一組の冒険者PTらしき人たちが駆け寄ってきた
「大丈夫か!...って何だ?この状況は?」
「リーダーどうした...のって大変!血だらけじゃない!ケガしたの?大丈夫?いま回復するからね?」
どうやらこのPTのリーダーらしいのは『大丈夫か!』と聞いてきたこの男の人らしい。なんてたくましい筋肉だ!大きな剣が似合ってます。
そして俺の浴びた返り血を見て、俺がけがをしたのだと思ったのが2番目に話しかけてきた女の人だ。大きなおっぱいが素敵です
「いえ、ご心配おかけしましたが私自身は何のケガもしておりませんし、相方のミラも怪我などはしておりません。私についているこの血は返り血ですね」
一応タイミングよく表れたこの一組の冒険者PTらしき人たちは、盗賊の仲間とも限らないので警戒はしておく。だがそれを感じ取ったのか冒険者PTのリーダーが話しかけてきた
「ああ、警戒するのも分かるが俺たちは敵ではないし、盗賊の味方でもない。証拠と言っては何だがステータスプレートを見せるからそれで納得してもらいたい」
そんなことを言い懐から2枚のプレートを取り出す男リーダーの事はすでに鑑定で確認済みのため、ステータスプレートを確認する必要もないが一応見て、鑑定結果と差がないことを確認する。
「どれどれ?」
と言いながら鑑定を使いつつプレートを見る
('◇')ゞ
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