第十三話、未来へ
第二部はこれで最後です。
あれから一週間・・・
救急車が来て、了悟達は運ばれた。無事だったのはアスカとかぐやの二名
真は肩に銃弾を受け、全治一ヶ月。
了悟は全身に銃弾を受けたり吹き飛ばされたりして完治するのに半年はかかる。
そして聞いた、一ノ瀬渚と言う少年がいた事を、そして彼は大切な人を助けられたが自分は魔王と決着を着ける為、魔界に残り魔界と共に消滅した事
「そうなんですか」
「そうそう、了悟君の剣は渚君の剣に似てるんだよね」
「だってさ、アイン」
右手のブレスレットに話かける。
「もしかして渚って奴が契約してたドラゴンてゼロじゃないか?」
アインが真に尋ねた。
「よく分かったね、その通りだよ」
「やっぱりな」
アインは感慨深そうに納得した。
「お前となんか関係あんのか?」
「まぁな」
「おいおい教えろよ」
了悟は黒いブレスレットを揺らす。その時だ
ガシャン!
勢いよくドアが開けられた。入ってきたのはかぐやとアスカ
「・・・次の任務」
アスカの第一声
「ちょっとアスカちゃん、僕怪我人だよ」
「・・・問題ない」
そう言って真の袖を掴んで引きづり出す
「あ〜れ〜」と叫びながら真は消えた。
「あはは、調子がどう了悟」
「まだ痛むけど大丈夫だよ」
そう言って体を動かす。
「守ってくれてありがとね」
突然の感謝の言葉、了悟はため息を吐きながら言った。
「どうしてお礼なんて言うのさ、アインと契約する時言ったでしょ?俺はかぐやを守るって、たとえこの身が朽ち果てようと」
かぐやは了悟に抱きついた。
「ありがとう、了悟これからも私を守ってね?」
「分かりました。」
「さぁ、これで2つの物語が終わった訳だ」
大きな書物を抱えた少年は呟いた。
「さぁ、次も見せてくれ物語りを」
第二部 END
第三部からまた主人公が変わります。