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門出の呪い
裏設定とかありますが小出しにします。ご了承ください。
門出の日は祝われるべきだ。
隠れて準備をして、こそっと出て行こうとしていたなら、気付かなくても仕方ない。
でも、僕はカイル兄ちゃんみたいに黙って出て行くわけじゃない。
前の重月の日、晩御飯のときに高らかに宣言してやった。
「今度の重月の日、村を出るよ!セイバーになるんだ!」
って。
でも父ちゃんも母ちゃんも、
「そうか、早いな」
「そうかい。こっちに恥かかせるんじゃないよ」
っていつもの淡白さ。
今日くらいは構ってくれるかなってちょっと期待していたところもある。
本音で言えば、出て行くっていえば心配して止めるって思ってた。
僕の期待は露知らず、いってきますにいってらっしゃいの調子で許可されたら、
取り消しなんてできやない。
数日後には、久々に2人で王都に出かけようとか計画しているし。
ああ、思い出すだけで悔しいというか腹が立つというか、悔しい。
うん、悔しい。
いいことなかったなあ、僕の人生。
見てくださった方々、ありがとうございました。
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