ここから叙事詩(じょじし)が始まる
【前書き】
【作者より】
読者の皆様、更新が遅れてしまい本当に申し訳ありません!
ただのインフルエンザかと思っていたのですが、なんと重度の急性肺炎(肺ウイルス感染症)でした……!
ですがご安心ください、この物語を完結させるまでは絶対に死にませんので!hahahaha
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【本文】
時の狭間を抜け、石春とエマの足は再び『現代』の土を踏みしめていた。
時を同じくして――街の片隅では、アキラ刑事が部下たちを率い、姿を消した石春の手がかりを捜索し続けていた。
疲労の色を隠せない一人の女性警官が、足を止め声をかける。
「警部……今日の捜索はここまでにしませんか?」
アキラは振り返ることもなく、重々しく、どこか含みのある声で言い放った。
「ダメだ。……一分一秒が過ぎるごとに、俺たちは奴らから一歩ずつ遅れをとっているんだ」
その言葉には、誰にも明かしていない不穏な確信が滲み出ていた。
◇
国の最果て――不気味な静寂が漂う『ローゼルト組』のアジト。
そこには、組織内で最強と謳われる『三つの影』が集っていた。
見上げるほどの巨躯を誇る男、『ラオ』。
透き通るような白肌に金色の瞳、漆黒の髪を持つ少女、『ロージー』。
そして中央に鎮座するのは、その素顔を見た者が誰一人として生きていない、組織で最も危険なボス――『アシラリ』。
アシラリは重厚な声を響かせた。
「何としてでも『ジンの実験体』を見つけ出せ。……結局のところ、真に成功したのは奴だけなのだからな」
ロージーは不敵な笑みを浮かべ、余裕の笑みを返した。
「心配いりませんわ、ボス。奴を見つけ出す計画なら既にあります。……少々お時間はいただきますけれど」
「急げ……時間を無駄にはできん」
「御意に、ボス」
◇
アジトを後にしたロージーは街へと向かい、世間には公認されていない裏の組織――『魔法アカデミー』へと足を運んだ。
アカデミーの重厚な門をくぐり、受付の警備員を冷ややかな目で見下ろす。
「校長に取次ぎなさい」
警戒心を露わにする護衛たちに案内され、彼女は奥深い廊下を進み、校長室の前へと辿り着いた。
扉の前に立った瞬間、ロージーの唇が歪み、邪悪な笑みが浮かび上がる。
そして――扉の向こう側。
部屋の奥に腰掛ける一人の老人の顔にもまた、それに応じるかのような凶悪で深い笑みが刻まれていたのだった……。
(つづく)
【後書き】
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【前書き】
【作者より】
読者の皆様、更新が遅れてしまい本当に申し訳ありません!
ただのインフルエンザかと思っていたのですが、なんと重度の急性肺炎(肺ウイルス感染症)でした……!
ですがご安心ください、この物語を完結させるまでは絶対に死にませんので!hahahaha
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