↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/16

痛み……そして嵐の前の静けさ

第1話を楽しんでいただけたら、ぜひ★評価とブックマーク登録をお願いします!


執筆の大きな励みになります!

ローゼルの街。夜の静寂を切り裂くように、ある屋敷から怒号と悲鳴が響き渡っていた。


「ドカッ! バキッ!」


「この分からず屋が! くらえ!」


「お願い、お父さん! やめて!」


酒臭さを撒き散らす肥満体の男が、黒髪に赤い瞳を持つ幼い少年を殴りつけていた。


少年は必死に許しを乞い、悲鳴を上げる。


「ごめんなさい、お父さん! 本当にごめんなさい!」


その様子を、椅子に腰かけた一人の女性が冷ややかな目で見つめていた。


「あなた、そんな嘘に騙されないで。その子は昔からズル賢い子よ」


彼女の名はマヤ。主人公・イシハルの継母であった。


少年は涙を浮かべながら叫んだ。


「嘘じゃない! 本当にお金を盗まれたんだ!」


だが、その言葉が終わる前に、父親の容赦ない一撃が少年の頬をぶち抜いた。


頬から鮮血が吹き出し、小さな体は床に崩れ落ちて意識を失った。


ジンと呼ばれる父親は手にした棒を投げ捨てると、妻のほうへ歩み寄り、彼女を抱き上げて寝室へと消えていった。


居間にはただ一人、意識を失ったままの少年が冷たい床に残されていた……。


つづく

第1話を楽しんでいただけたら、ぜひ★評価とブックマーク登録をお願いします!


執筆の大きな励みになります!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。