挨拶
『ご無沙汰しておりました、お祖母様。』
面倒くさい祖母の挨拶を一番にしに来た。
還暦を過ぎたはずなのに・・・精々40代前半にしか見えない。
何をしてるのかな・・・。
『まぁまぁ・・・リディアちゃんも暫く会っていなかったけれど、美人になって・・・』
『お褒めのお言葉有難く存じます。』
『フフッ そう言えば、足の怪我は大丈夫なのかしら?』
ふと思い出したようにいうけど、そっちが本題でしょう?
っと突っ込みたくなるが、我慢だ。
『はい。お陰様で傷跡も目立たなくなりました。』
『良かったわ。女の子に傷がつくなんて・・・いけなせんからね。』
何気にプレッシャーをかけているのはわざとなのか・・・
『肝に銘じておきます。』
『そうそう・・・リュシアンがお話がすんだら部屋に来て欲しいと言ってたので、
リュシアンのお部屋にいったら?』
『はい、それでは失礼致します。』
そう言って出て行った。
『ハァ・・生きた心地しなかったわ。』
『いくら僕の部屋でも言わない方がいいよ?』
まぁ・・・使用人が聞いているということもある。
この家にいること自体疲れる。
『はいはい。で? リュシアンお兄様?ご用とはなんでしょうか?』
『早速猫かぶりが・・・・まぁいいかな。
あいつの家に行こうと思ってね。』
『・・・あいつ・・・?』
『・・・・ウィルフリッドの家だよ。』
『わざわざ図ったのかしら?』
『まぁ・・・それよりちょっとリディアにも関係あるしね?』
まぁいいでしょう。
そう思いながらウィルの家に向かった。
次回、また新しい登場人物が出てきます!




