簡単な話の流れとか、クランのまとめなど
【59話くらいからの流れ】
クレディ・ワイズの鵜九森は、レベルSポータルの情報を金曜会に提示した。
剣ヶ峯にあるそのポータルは複雑な構造によって漏れ出る魔素が少なく、管理局の広域魔素感知システムの網にかからない。管理局を通さずにレベルSを攻略してしまえば、両者は凄まじい利益を得ることができる。
クレディ側の条件は次期総統の小鳥遊の参加と九人目のS級覚醒者、瀬名(主人公)の参加であった。
しかも、討伐で得られる魔石、及びアイテムの配分権利を放棄するという。
金曜会は条件を呑み、リディアを利用して、瀬名に討伐参加を了承させた。
瀬名はレベルSに挑む前に、自身のレベルアップを計るため石丸の協力を得て、召喚師の神様と呼ばれる隠居老人に会いに行った。無事ポータルを攻略し、レベルアップした瀬名は、石丸を回収班に同行させることを桐谷に了承させ、討伐に参加した。
その頃、泉堂から金曜会とクレディ・ワイズを探れと言われていた黒田は、スナイダーと共に剣ヶ峯山中のレベルSポータルを発見した。
報告を受けた泉堂は、監視課長の斑鳩に連絡。見返りにギルティロックとの抗争の為に買い占めたポータルの権利を引き取ってくれと持ちかける。
斑鳩はこれを了承し、管理局はレベルSの対処に動き出す。←イマココ
■外資系クラン・ランキング
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1位 Morgan Steins Avalon(通称:M.S.A)
所属するメンバーの大半がレベル50を超えた覚醒者という精鋭揃いのクラン。完全指名制で所属するにはクラン側からのスカウトを待つしかない。また、討伐を行う際には、ポータルごと権利を買い上げるため、当該クランの討伐に他のクランは参加できない。
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2位 CREDIT WISE
錬金術師、回復術師、支援術師、商人、魔術師、鍛冶師など、主に遠距離、生産系のクラスで構成されたクラン。他クラン討伐へのヘルプ派遣、討伐後の魔石、魔獣資源回収などをメインに活動をしている。
○主要キャラクター
・鵜九森 幢乱
通称、白賢人。国内最初のS級覚醒者にして、国内唯一の希少クラス『賢者』に覚醒した男。
・小鳥遊 十和
スイス本国より来日したクレディ・ワイズ次期総統、回復術師で主人公に心酔している。
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3位 MERRILL TRIAD
バランスの良いクラス構成、新人に対する報酬の水準は外資系一位と噂されている。世界各国の主要都市に支部を持ち、国家機関に匹敵する独自の情報網を持つ。日本支部長の泉堂氏は世界ランカーとして名を連ねている。
○主要キャラクター
・泉堂
覚醒者ランキングのランカー上位者、メリル日本支部の支部長。
・宮應
日本支部序列二位、S級覚醒者。
・ブレイク・スナイダー
メリルNY支部所属、通称、壊し屋。S級だが格付け機関を襲撃したためA級に。
・黒田
元主人公の同僚、支援術師としてメリルトライアドに所属。
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4位 GUILTY ROCK BROTHERs
創始者の80$は貧民街のラッパーだったというのはあまりにも有名。
来る者拒まず去る者追わず、完全実力主義のクランで瞬く間に世界的クランへと急成長した。
○主要キャラクター
・師匠
盲目の覚醒者、リーダー的存在
・遊馬
国内で三人しかいない死霊術師の少年、通称ゲームマスター。
・円
ギルティ日本支部の事務方トップ。
・金城
事務方の青年
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■国内クラン・ランキング
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1位 金曜会
陸東、三海、出雲の旧三大財閥が主体となって創設したクラン。国内の覚醒インフラ事業を事実上独占、政財界に強い影響力を持つ。クラン内には絶対的なカーストが存在し、所属するには上位者の推薦が必要となる。
○主要キャラクター
・桐谷 茉秋
国内最強とも言われるS級覚醒者、聖騎士のクラスを持つ。
・桐谷 藍莉
茉秋の弟、見た目は女性にしか見えない、S級、人狼と呼ばれる変異タイプ。
・モリーナ
優秀な魔術師、ハニートラップ要員。危うく瀬名を餌食に。
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2位 久我山精肉
『あなたにミート』でおなじみの精肉業界最大手企業が運営する国内最大規模のクラン。報酬体系や、案件差配に独自のルールを設けており、新人からベテランまで、安心して活動できる体制が多くの覚醒者から評価されている。
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3位 TickHunt
覚醒者の芸能活動のマネジメントをメインとする新興クラン。所属覚醒者による討伐配信『秒で狩れ!』が人気。所属覚醒者の年齢層は他に比べて低め。
○主要キャラクター
・湊 リディア
モデル、瀬名の事が気になっている。
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■ポータル難易度
レベルS 最低でもS級覚醒者複数名、管理局案件
レベルA S級覚醒者単独、もしくはA級覚醒者複数名
レベルB A級覚醒者が複数名
レベルC B級覚醒者複数名
レベルD B級~E級覚醒者複数
レベルE C~E級覚醒者複数名




