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Snowy owl~幸せを探して~  作者: 神在琉葵
魔女、再び
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魔女、再び3

*




「かんぱーい!」


久しぶりの酒はやはり良い。

今までは、ユリウスの手前も考え、飲みに行くこともなかったが、思い切って出てきて良かったと思った。

少し飲むと気分が良くなり、周りの者たちともすぐに打ち解けて、グラスを合わせた。

アランは、あまり酒が好きではないらしく、浮かない顔でなめるようにちびちびと飲んでいた。




「あんた、旅でもしてるのか?」


真っ赤な顔をしたひげもじゃの男が、親し気に声をかけてきた。

アランは疎まし気な目つきで、男を睨み付ける。




「まぁな。」


「どこに行くんだ?」


「どこって…特に行き先が決まってるわけじゃないんだ。

あ、そういえば、あんた達、このあたりで白いフクロウを見なかったかい?」


「白いフクロウ…?」


「あ!俺、見たぞ!」


鼻の頭を赤くした、はげちゃびんの男が手を挙げた。




「見たのか?白いフクロウを…」


「あぁ…何日か前に、見た。」


「本当か?それは何日前だったんだ?

どっちに飛んでった?」


「一週間かそこら…いや、四、五日くらい前だったかな。

山の方へ飛んでったぜ。

……あんた、フクロウを探してるのか?」


「まぁな…そっか、山の方に飛んでったのか。」


思わぬところで良い情報を聞きこむことが出来た。

しかし、やはりあの崖で手間取ったせいか、アレクシスとの間には数日の差が出来てしまったようだ。

行き先が山だとなると、また時間がかかる。


アレクシスを捕まえるのは本当に大変なことだ。




「もしかしたら、魔女に捕まってるんじゃないか?」


「魔女…?この近くの山に魔女がいるのか?」


「あぁ…魔女はフクロウを使い魔にするという。

特に、白いフクロウを気に入ってるって聞いたことがあるぞ。」


その噂は俺も聞いたことがあった。

現にこないだ会ったサンドラばあさんも、アレクシスを捕まえようとしたと言っていた。




「その魔女の家はどこなんだ?」


「それなら…」


男は、魔女の住処を教えてくれた。


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