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ダンジョン×現代兵器=最強!?  作者: ナーミン
第1章 ダンジョン作成編
9/13

第8話 スキル習得

 マスタールームに戻ってきた俺達がまずしたことは、俺の強化だった。

 そう、俺の固有スキル『スキル管理』を使って部下のスキルをcopyしようと言うのだ。


「まずは、酒天のスキルから貰うわ。酒天いいか?」

「勿論でございます。私の体は隅から隅まで主様の物。お好きなようにお使いください。」


 ……言葉にエロスを感じてしまうのは、男ならしょうがないだろう。そう!しょうがないのである。


「そ、そうか。なら、遠慮なくコピーさせて貰おう。」


 そして、酒天のスキルをコピーする。

 すると、体が軽くなったような感じがした。

 それを確かめるためにステータスを開く。

 すると……


名前  :鳴海 海斗

年齢  :17

種族  :ヒューマン

職業  :ダンジョンマスター

レベル :1

称号  :ダンジョンマスター・委員長・

ダンジョンレベル:1


HP :250

MP :600

STR :100

VIT :80

AGI :200

INT :300

DEX :200


固有スキル :異世界言語理解・鑑定・スキル管理・アイテムBOX・支配者の心得・武神の心得・腐の伝道師


戦闘スキル :射撃1・柔道1・剣術1・投擲2・逃走5・統率5・格闘技4・刀術6・身体強化4・狂戦士化


魔法スキル :

生産スキル :溶接1・料理5・木工1・電子工作1・プログラミング1・裁縫2

生活スキル :掃除5・洗濯4・計算7・数学5・文書作成3・


 格闘技・刀術・統率・身体強化・狂戦士のスキルが加わり、さらに身体強化のスキルなのかSTR、VIT、AGIが上がっていた。

 そして、お気づきだろうか。同盟が発足したので、幼馴染達の固有スキルが俺のステータスに加わっている。


「成程、これがスキル管理か。やはり強力だな、固有スキルは」


 そして、他の配下からもスキルをコピーする。そして、コピーした結果がこうなった。


名前  :鳴海 海斗

年齢  :17

種族  :ヒューマン

職業  :ダンジョンマスター

レベル :1

称号  :ダンジョンマスター・委員長・

ダンジョンレベル:1


HP :250

MP :600

STR :100

VIT :80

AGI :200

INT :300

DEX :200


固有スキル :異世界言語理解・鑑定・アイテムBOX・スキル管理・支配者の心得・武神の心得・腐の伝道師


戦闘スキル :射撃1・柔道1・剣術1・投擲2・逃走5・統率5・格闘技4・身体強4・刀術6・身体修復4・狂戦士化・斬撃耐性3・衝撃耐性3・疲労無効


魔法スキル :

生産スキル :溶接1・料理5・木工1・電子工作1・プログラミング1・裁縫2

生活スキル :掃除5・洗濯4・計算7・数学5・文書作成3・


 配下からスキルを受け取り終った後は、今度は逆にスキルを与える事にする。


「酒天これから、お前に様々なスキルを与える。いいな?」

「有難うございます。先程頂いた刀(第5話参照)だけで無く、新たな力まで頂けるとは……。この酒天一生主様に着いて行きます」

「それは違うぞ。俺はお前に強くなって貰わなければならない。つまり、お前にスキル等の力を与えるのは、云わば俺の義務だ!……まあ、いいや。じゃあ与えるな」


 少し熱くなってしまったがこれは俺の本心だ。酒天がやられてしまったなら。俺も危ないのだ。


「ありがとうございます」そう酒天は笑顔で言った。


 そして、酒天にスキルを与える。その結果が以下になる。



名前  :酒天童子

年齢  :0

種族  :鬼人

職業  :武将

レベル :1

称号  :ダンジョンボス


HP :1000

MP :100

STR :350

VIT :280

AGI :200

INT :20

DEX :20


戦闘スキル :格闘技4・刀術6・統率5・槍技5・身体強化4・狂戦士化・射撃1・柔道1・剣術1・投擲2・逃走5・身体修復3・斬撃耐性3・衝撃耐性3・疲労無効


魔法スキル :

生産スキル :溶接1・料理5・木工1・電子工作1・プログラミング1・裁縫2

生活スキル :掃除5・洗濯4・計算7・数学5・文書作成3・



「まだ、余り強くなくて、それ位しか強化出来なくてごめん。でもこれから更に強くなるから今はこれで我慢してくれ」

「いえ、少しでも強化してくださったのですから……。重ね重ねお礼を言わせて下さい。」


 ここからは、更に踏み込んだ育成計画をしていく事になる。


「酒天、ここからどの様にモンスター達を育てていけばいいと思う?」

「そうですね……この主様のダンジョンで優れている点は主様がスキルを一括管理、一斉配布出来る点だと思います。なので、全員に同じ訓練をさせるのでは無く、一人一人に何かしら特化した訓練をさせるべきだと思います」


 それは、利に叶った案であった。

 確かに一人が一つのスキルを専属的に育成し、そのスキルが育った所を俺が回収し全員に配る。さらに、『支配者の心得』や『武神の心得』がある俺はスキルが上昇しやすい。

 そうすれば、かなりの戦力UPが見込めるんじゃないか。


「成程、たしかにとても利に叶っている。すごいぞ酒天。しばらくはその方向で育成していく事にしよう」

「お褒め頂き有難うございます」

 

 そして酒天と計画した通り、モンスター達にもスキルを与えて行く。

 ゾンビとキャタピラー以外のモンスター全員にこのスキルを与えて行く。

 ゾンビとキャタピラーにスキルを与えないのは、この2つのモンスターにスキルを与えても、そのスキルの鍛錬が非効率だからだ。

 ゾンビとスケルトンに与えるのはダンジョンオープン前頃になるだろう。

 これで、一先ずの強化は終了だろう。

 

 そして、運営方向が決まったこのダンジョンは、着々とクリアに向けて動き出すのであった。




「あ、そうだ酒天。俺もう今日は寝るけど、お前どこで寝るの?」

「私は床で寝ようと思っていましたけど……ダメでしょうか?」

「そりゃダメだろう。なら、いs「失礼致しました。すぐにマスタールームから出てボス部屋で寝ます」待てま待て待て!!そう言う事じゃない。今はポイントが無くてベッドをもう一つ買えないから、一緒に寝るか?ということだ」


 すると酒天は目を丸くして「よろしいのですか?」と聞いてくる。


「どっちかと言うと俺の方が。俺なんかと一緒に寝ていいのかって感じだがな」

「そんな主様と一緒に寝るのがいやなんて、そんなこと絶対にあり得ません!!」


 それは、もうこっちが驚くような剣幕だった。


「そ、そうかじゃあ、ポイントが溜まるまでは一緒に寝るが我慢してくれ」

「不束者ですが宜しくお願いいたします」


 そう言って俺と酒天は一緒のベッドで寝るのだった。


 そして、波乱に満ち、俺の人生を大きく変えた一日が終りを迎えた。




追伸

酒天はすごい良い臭いでした。




ダンジョン運営1日目終了



ポイント残高:50p

クリアまであと99'999'999'950p





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