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ダンジョン×現代兵器=最強!?  作者: ナーミン
第1章 ダンジョン作成編
10/13

第9話 2日目(午前中)

初めてラブコメ的な物書いてみました……

無理ですこれが限界です許してください。徹夜のテンションだったんです。


また、毎日更新するとか言った次の日から更新出来なくなったことをお許しください。

1章を少し書き直していました。

これからも『ダンジョン×現代兵器=最強!?』をよろしくお願いします。



 目を開けるとそこには知らない天井が広がっていた


「ここは……。そうだ、俺のダンジョンだ」


 ようやく頭が覚醒して、昨日あったことを思い出した。


「夢じゃなかったのか……。」


 正直に言うと夢であって欲しかったし、こんなのは現実であってほしくは無かった。

 しかし、それでも「これは現実である」と受け入れて今日も生きて行こうと自分自身に誓った。


 そして、自分の従者である酒天にも挨拶しようと思い隣を見るが、既にそこには酒天の姿は無かった。


 あ、先に言っておくが昨日はノクターン的な展開は無かった。

 だが、いずれは……グフッ、グフッ、グフッ

 気持ち悪い考えが頭を過るが


「酒天どこ行った?」


 そちらの考えの方が頭を占め、辺りを見回してみても酒天はどこにもいなかった。

 しかし、よく耳を澄ませて見ると、隣のキッチンの方から音が聞こえて来た。


「あいつ何やってんだ?」


 そう思い、ベッドを出て、キッチンの扉を開ける。


「あ。主様おはよう御座います。もう少しで朝ご飯ができますのでもう少しお待ちください」


 そこに立っていたのは、エプロンを付けた酒天であった。


「えっと何してんの?」

「主様の為に朝ご飯を作っておりました。……いけなかったでしょうか?」

「いや、有りがたいんだけどさ、自分の朝ご飯位は自分で作るよ」

「いけません!!この酒天は主様の従者です!!つまり、主様のお世話をする義務があるのです」


 それはもう凄い剣幕で、そんな酒天に反対する気力は俺には存在しなかった。


「そ、そうかなら頼むよ」

「はい。もう少しで出来ますので隣の部屋の机でお待ち下さい。」

「わかった。」


 そう言い、俺は元いた部屋に戻り、机の前で待つ。


「なんか大和撫子みたいな奴だな、良妻賢母っぽくてありだな。そうだな今度から心の中でお艦と呼ぼう。」


 なんか字が違う気がするが気にするな。

 そんなことを考えている内に、酒天が皿を持って入ってきた。ちなみに、最低限の皿等はキッチンを設置した時に、付属品として付いてきた。


「主様お待たせしました。あまり、豪華では有りませんがお召し上がりください」


 そう言って出されたのは、黒パン一つと、目玉焼きに、野菜が入ったスープだった。

 確かに量は多く無いが、食糧配給BOX(最低)から出る物だ。多寡が知れているだろう。むしろここまでキチンとした料理をした酒天の方が凄いのだ。


「いや、十分だ。ありがとう」

「あ、主様この黒パンはとても硬くて食べられるような代物ではありませんので、このスープに浸してお食べください」

「そこまで考えてこれを作ったのか凄いな!?そういえば、酒天は料理ができたんだな。」

「いえ、昨日主様に頂いたスキルが無ければ出来ませんでした」


 ここで、納得がいった。


「成程。スキルか。あ、別にスキルを使ったから悪いとかそういう訳では無いぞ。むしろ、朝飯を作ってくれてありがとう」

「いえ、従者の務めですから」


 そして、まず目玉焼きに塩と胡椒を振って食べる。本当は醤油が良かったのだが、最低の食糧BOXではそんな物は出なかった。


「ん、この目玉焼きも半熟トロトロで旨いな。そう言えば、お前はボスだから飯はいらないと言っていたが、腹は減らないのか?」

「え~と……」


 若干酒天が言いずらそうにしているので、まさかと思い酒天に尋ねる。


「まさかお前、腹は減るけどボスモンスターだから大丈夫とか考えてるんじゃないだろうな!?」

「……そうです、はい」


 それを聞いた瞬間このダンジョンに来てから一番の怒りが俺を駆け巡った。


「バカ者!!腹が減るのにそれを我慢する奴があるか!!」

「申し訳ありません。ですが、私はボスです。多少の空腹位なんとも……」

「黙らっしゃい!!いいか、これからお前は毎日鍛錬をするんだ、その時腹が減っては集中も出来ないだろうが!!」


 この時、確かに酒天に対して俺は怒ってはいたが、一番に怒りの矛先を向けているのは、自分自身だった。

 従者にポイントのことまで心配させる自分の不甲斐なさに一番苛ついていた。


「も、申し訳ありません……」


 酒天はそう謝ると完全にシュンとしてしまった。


「まったく……ほら今日はしょうがないから、俺のを半分食べろ「そんな!?いけません。主様の物をいただk」返事は?」

「はい。いただきます」


 若干不服そうに了承する酒天に、俺は若干の悪戯を思いついた。


「ほら、酒天ア~ン」

「え?え?ええええええ!?」


 すると酒天はとんでもなく慌てふためき、顔を真っ赤にした。


「ほらスープを吸った黒パンが冷えてしまう。ほら早く。ア~ン」


 再度魔法の言葉を呟くと、意を決したのか真っ赤な顔をした酒天が俺の手に口を近づけてきた。


「むぐむぐむぐ……。おいしいです主様」


 真っ赤な顔をしながらそんな事を言う酒天が可愛くて、もう一度


「ほら次だ、ア~ン」

「えええええええええええ!?」


 また驚き、真っ赤になりながらも今度はちゃんと食べる。

 しかし、そんな酒天が可愛くてもう一度


 以下ループ(笑)


 気が付くと酒天が作った朝食は全部無くなっていた。


「おや、全て無くなってしまった」

「も、申し訳ありません。主様の朝食なのに、私が全て食べてしまうなんて……」

「いや、俺がやりたくてやったんだから気にしないでくれ。それに、お前は今日から訓練何だから俺よりも優先的に食べるべきだ」

「はい……」

「そうだ忘れないうちに食糧配給BOXを出しておかなければ。」


 そう言って、残り150p(昨日の内に100p自然回復した)の内、50pを使って食糧配給BOX(最低)を出す。


「配給BOXをもう一つ出しておいたから、夕飯は俺と酒天、二人分を作ってくれ」

「畏まりました。夕飯こそ主様のご期待に添えるよう頑張ります」

「うん。楽しみにしてる」



 そうして、朝の一波乱は過ぎ去っていった。




 朝飯を食べ終わった俺たちは今日の予定について話し合った。


「今日は午前中は昨日話合ったプラン通りにモンスター達に指示を出して行きたいと思う。また、午後からは会合があるので、俺はそっちに行く。なので、その時間、酒天は鍛錬をしていてくれ」

「かしこまりました」

「では、行こう」


 そう言うと俺達はマスタールームを出て行った。


「まず、ゴーレムの所に来た訳だが、俺はゴーレムには種族スキルの『身体修復』のスキルを鍛えて貰おうと思っているんだが」

「いいと思います。種族スキルであるゴーレムの方が簡単に上がると思います。それに、現時点では唯一の回復スキルです。重点的に上げるべきでしょう」


 酒天も俺と同じ意見のようだ。


「そうだな……よし!じゃあ、ゴーレムは俺に着いてきてくれ」


 そして、ゴーレムを連れて部屋を出て、ゴブリンより先にスケルトンの部屋へ向かう。

 スケルトンの部屋まで行くと、そこには昨日待機の指示を出したままの姿で2体のスケルトンが立っていた。

 さらに、昨日俺達が立ち去ってから12時間程経ってから生まれたであろうスケルトンが2体立っていた。


「お、新しいスケルトンが生まれてるな」

「そうですね。では、スケルトンにはどのような指示を出しましょうか?」

「そうだな……コア、最低の剣と弓、槌と沢山の石を出してくれ」


 俺はそうコアに伝えて、剣を10p、弓矢セットを15p、槌を10p、たくさんの唯の石を5pで召喚する。


「右から順番にお前は剣を使え、次のお前は弓を、お前は槌を、そして、最後のお前は石を投げろ。そして、4人で協力してこのゴーレムを傷付けろ。ただし、絶対に殺してはいけない。そして、限界まで傷付けたら、その傷が治るまではお互いに戦って鍛えろ。ただその時も絶対に相手を殺してはいけない。」

「素晴らしく無駄の無い指示ですね。槌と剣で相手を攻撃するのは、斬撃耐性と衝撃耐性を鍛える為ですか。そして、他の弓と石は射撃と投擲を上げるためですね。私はこれで良いと思います。」

「酒天が同意してくれると心強いな。よし、ゴーレム。お前はスケルトンが攻撃してくるから、それを防御し続けろ。決して攻撃をするんじゃないぞ」


 すると、ゴーレムの目が赤く光首を縦に振る。


「よし、大部屋に行って訓練開始!!」


 そう俺が告げるとゴーレムとスケルトンは己の得物を持って移動していった。


「ゴーレムとスケルトンは食事や睡眠等が必要ありませんから、止めない限り永遠に繰り返すでしょう。とすれば、経験値を稼ぐには持って来いです。」

「ああ、まるで練習マシーンのようだな」

「そうですね」


 そんな事を言い合いながら、ゴブリンの部屋へ向かう。

 そして、部屋に入ると2体のゴブリンが格闘戦をしていた。

 二人とも格闘のスキルは4なので、かなり見応えのある戦いだった。

 しばし、その光景に見とれる。


 1分程経ったろうか。隣にいる酒天が咳払いをして、俺の意識が戻った。


「お、おはよう二人共。昨日はよく眠れたか?」


 おれの問いかけに「ギギッ」と言いながら頷く二人。


「今日から君たちには格闘技を専属的に鍛えて貰う。なので、他の鍛錬はしなくて良い。ずっと格闘技を修練し続けてくれ。あと、右の君はこれから生まれて来るゴブリン達を纏めてくれ。纏めると言っても、飯や、就寝、生殖行為の時、等の鍛錬以外の時間の時間同族を纏めてくれればいい。」


 すると、「ギッギッギッギギギギ」と先程より長い返事が返ってきた。

 ゴブリン語だから何言ってるは分からないが、多分「おまかせください」的な事を言ってるんだと想像しておく。


「よし、大部屋に移って訓練開始!!」


 そう言うと2匹のゴブリンは大部屋へ移動した。


「さて、後は雌ゴブリンを見て終りだ。」


 そして、ゴブリン繁殖部屋に入ると、昨日既にゴブリン達はお楽しみだったのか、部屋全体から異臭がする。


「うえ、くちゃい。……君こっちの待機部屋まで来てくれるか」


 さすがに、この臭い部屋の中で話す気には成れなかったので、雌ゴブリンをこちらに来させる。


「君には、これから生まれる雌ゴブリン達を纏めて欲しい。これから、どんどん数は増えると思うが頑張って欲しい。あと、最初に孕んだ者が出たら教えてほしい」


 そう言うと、目の前の雌ゴブリンが何かを伝えようとし始めた。


「もしかして、もう孕んだのか?」


「ギッギッギッ」と言いながら首を縦に振る。


 まさかとは思ったが本当に1日で孕むとは……ゴブリンの繁殖力恐るべしである。


「約何日位で生まれるんだ?」


「ギーギッギッギッギーギ」


 何言っているか分からない……。

 俺が困っているのが分かったのか。酒天が変わりに答えてくれた。


「ゴブリンは孕んでから3日ほどで出産し、生まれた個体は4日ほどで成体になります」


 それを聞いた俺は驚愕した。驚きの生体である。

 孕んでから1週間で成体と成るなんて……一生の内の7年は土の中で幼虫やってるセミとかに喧嘩を売っているとしか思えない……。


「そ、そうか元気な子を産んでくれ」


 俺は引き攣った顔でそう言葉を掛けてやるのが限界だった。


 そして、全てのモンスター達との会話を終えると、俺たちはマスタールームに戻ってきた。


「……ふう、意外と時間が掛ったな。」

「お疲れ様で御座います。只今お水をお持ちいたしますのでお待ちください」


 そう言って酒天がキッチンからコップに水を淹れて戻って来た。


「ありがとう。ああ~生き返る。そうだ、酒天最後に君の役割を伝えようと思う。」

「ハッ」


 そう言うと酒天は直ぐさま俺に跪く。


「君にはこのダンジョン全てのモンンスターの纏め役をやって貰いたい。時にはモンスターを指揮し、時にはモンスター同士の仲介をする。大変な仕事だと思うけど。頑張ってほしい。」

「身に余る光栄でございます。この酒天主に頂いたこの名前に掛けて全力でその役目を全うすると誓いましょう。」

「頼むよ。君がこのダンジョンの要なんだから。あ、それとこれから毎日午後は居なくなると思うけど、その間に君には刀術の鍛錬をして貰おうと思っている。職業も武将だし」

「わかりました。この主様に頂いた琥鉄を完全に扱えるように全力で鍛錬致します。」

「うん。頑張ってくれ。……そろそろ時間だな。俺は会合に向かう。」

「行ってらっしゃいませ」



 そして、俺は幼馴染達が待つ会合へ向かった。






獲得DP      前日の残り:50p     

          自然回復分:100p



使用DP 食糧配給BOX(最低):50p

           剣(最低):10p

       弓矢セット(最低):15p

           槌(最低):10p

           沢山の石:5p

___________________

             残り:60p           







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