表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/3

嘘をつく瞳

財布の中には45000円しか入ってなかった


タクシーで帰らないといけないし、、、

なんとか4万で話をつけよう



「4万しか持ってない!」

「・・・・」

「4万でいいだろ!」

「それは困るな」と悪役顔の支配人がタメ口で言う

「無いものは無い!」と俺は言い張る

「では、不足分は明日でいいので、4万だけ払ってください」


金を請求する時は敬語になる癖でもあるのか?


押し問答しても埒があかない


会計のときに6万は払うつもりでいたし、、、



それよりも、あの女にもう一度会って気持ちを知りたい



結局、不足分のかたに腕時計と名刺を渡して、くそぼったくりバーを出た

残っていた金でタクシーを拾い家路についた


翌日、くそぼったくりバーに行き不足の2万を払い腕時計を返してもらった

中を覗いて見たがあの女はいなかった


「ありがとうございました」と悪役顔が言った


(もう、二度とくるか~~~!!!)


俺はその足で行き着けのスナックへ行った


そしてマスターにこの事を話した


「あ~~、ようちゃんもやられたのか」と笑い顔で言った

「ん?」

「あの女はぼったくりの店で働いてて有名だよ」


「なにいいいいい!」


「2軒掛け持ちしてて、行ったり来たりしてる」

「なんでもっと早く教えてくれなかったんだよ~」


と、自分を情けなく思った


ま、下心で飲みに行った俺が馬鹿だったんだ


しかし、あの時の女の瞳は人を騙すそれではなかった

百戦錬磨の俺がぼったくりにあうなんて、、、

あの時、女が振り返ったのは、


(いいカモみ~つけた^^)ってことか!


どうしても信じられん!


あの時女が仕事が終わった後だったら、楽しい1日になってたかもしれない

いや、振り向いてなかったのかな、、、


百戦錬磨の俺を騙すなんて上には上がいるもんだ



後にも先にもこれが最初で最後のぼったくりとなった




今日も繁華街の夜は賑やかだ


怪しい人間たちがネオンの下でうろうろしている。




オシマイ

 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ