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第十一話 作戦実行

 「何?ザクロス方面軍が降伏しただと?」

 

 「そのように思われますなぁ…」

 

 「そうか…わが息子はそこまで落ちぶれたのか…悲しいものだ…ザクロス方面軍の代わりはどうなっている?」

 

 「後方で待機させていた防衛軍を緊急で向かわせてますが恐らくアルダー共和国の都が落ちるのが先でしょう…」

 

 「そうか…第一艦隊はどうなっている?」

 

 「こちらは龍騎を派遣したところ木造船が残骸となって散らばっていました…やはり荒海に耐えきれなかったのでしょう…」

 

 「そうか…やはり海軍は軟弱者の集まりか…仕方がない…」

 このときはまだシリウス帝国は自分よりもかなり強大な敵を敵に回したとは考えてすらいなかったのである…

 

〜関西連邦共和国side〜

 「なるほど…このような戦果になっているか…参戦1日で…」

 

 「そうですね…そしてこちらがアルダー共和国の方が提供してくださった東方大陸…もといサライア大陸の地図です。ここがシリウス帝国の首都で、こちらがアルダー共和国の都です。」

 「アルダー共和国の人によりますと、シリウス帝国の軍はすでに200km近いところまで来てはいますが、やはりその人数は多すぎるため一日に20kmが限界らしいです。」

 

 「そうか。それでザクロスの街の郊外での戦いで捕虜にした派手な服装のやつの身元はわかったか?」

 

 「はい。こちらを…名前はグコマー・ラル・シリウス。シリウス帝国の皇帝候補の一人ということです。」

 

 「そうか。もし勝てたら彼にシリウス帝国を任せるつもりではいよう。相手方は皇室の人だ。くれぐれも失態のないように自衛隊につたえておいてくれ。」

 

 「了解です。それでは本題に入りましょうか。❴オリンポス作戦❵です。」

 

 「それにしても❴オリンポス作戦❵とは…随分派手だな…まぁいい。詳しく聞こうか。」

 

 「了解です。簡単に言うと2つの段階に分かれています。前半作戦はf-15で敵の防御に関するところでかつ皇城に関係ないところを攻撃します。相手方にダメージを与えられたら後半作戦として信太山駐屯地所属の関西特別作戦群を空挺投下。皇城を速やかに制圧し、皇帝をとらえ、降伏文書に調印させてこの戦争を終わらせます。」

 

 「分かった。作戦の実施を許可しよう。速やかに作戦へと移ってくれ。」

 

 「分かりました。速やかに作戦の準備を行います!」

 そしてすぐに関西特別作戦群は❴オリンポス作戦❵の実行へ向けて動き、f-15の補給も終わったためその日中に❴オリンポス作戦❵は実行されることとなる…

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