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第十話 会戦終結

 「何が起きている!」

 謎の鳥が降下してきたと思ったら周辺に居た騎兵達が倒れていっていた…

 正直何が起こっているかがわからない…けれども

 「怯むな!前へ進め!突撃隊形になれ!」

 騎馬兵たちは止まらず前へ進んでいったのである…

 前に自衛隊が陣を張っているとは知らず…

〜自衛隊side〜

 「敵の距離500...450...400...350...300!撃てぇ!」

 ズダダダダダダダダダダダダ

 隊形の前をきっていた敵の騎馬兵が一人一人倒れていく…

 しばらくするとようやく自衛隊に気づいたのか一瞬立ち止まる騎馬兵もいたがすぐにこちらへ向かって来て、八九式自動小銃の餌食となった…

 

 「前方中央!派手な服装の人が居ますがどうしますか?」

 

 「交渉したら降伏してくれるかもしれない…とりあえず呼びかけては見る。」

 

 【こちらは関西連邦共和国陸上自衛隊である。あなた方達はアルダー共和国の領土を侵犯している。速やかに武装を解除し、降伏をせよ。さもなければ再び攻撃を行う!】

 

 「効果はあるか…?こちらも無理に人を殺したくはないが…」


 沈黙の時間が続く…

 すると願いが通じたのかわからないが派手な服装な人は馬から降り、剣を前に投げ、手を後ろにやったのであった…

 

〜グコマーside〜

 グコマーは深く考えていた…敵は軍に対し爺は突撃を敢行して前の敵に殺られてしまった…しかし爺は昔ある事を言っていた。

 「爺…もし爺が亡くなったら私はどうするべきなのだ?」

 「そうですな…私は帝国1の騎馬兵と呼ばれていますから…私がなくなった時はそれこそ相手が強大であるはずだから…降伏することが最善かもしれません…まぁ、儂が戦場に出てるとき、病気で倒れることもなくはありませんが…」

 爺は明らかに敵に殺られてしまった…このままいくとなると更に甚大な被害が続くだろう…

 今回は…今回は…

 そう考えグコマーはそっと…自分の乗っている馬から降り、剣を前に捨て、手を後ろにしたのであった…

 それをみた帝国の兵達は一人一人武器を捨て、同じように降伏していったのであった…

 

〜自衛隊side〜

 「終わった…か…」

 前方には敵軍の死体が広がっており、生きてるものはほぼほぼいなかった。そんな中、自衛隊は死体の処理やぎりぎり生きている人の救助を行っていた。

 「辛かっただろうなぁ…自衛隊がいなければ勝ててただろうが…戦争とは非常に惨いものだ…」

 

 ザクロス郊外会戦結果報告書

 自衛隊側

損害はなし。

 シリウス帝国側

騎馬兵50000人

魔導兵1000人

歩兵2593人

グコマー皇子

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