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Making Of Fantasy VRゲームの能力が何故か現実でも扱える 陰キャなので現実ではできる限り目立たずに生活していく...  作者: リクント
夏イベント本格始動編

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60/97

音が反響

60話です

更新遅くなりました


「クソ、やっぱり数が多いな」


積極的に倒したいのにさっきから、リビングアーマーの連携攻撃を受け流すので精一杯なんだよな



それに、剣士・槍術士・弓兵・魔術師・暗殺者 と様々なタイプのリビングアーマーとの戦闘中にもし隙を作ったらダメージ負うのは確実なんだよな


「でも、倒していかないと増殖していって、それこそ手のつけようがなくなっていく」


(ひとまず遠距離攻撃をどうにかしないと)



血槍ブラッドスピア



血液創造ブラッドクリエイトで槍を大量に創り出し、それら全てを俺の周囲で回転させていく



何故この状況下で槍を回転させるのか

それは遠距離攻撃である魔術や投げ攻撃を防ぎ、

隠密と急所突きを多用してくる暗殺者さえからも容易に近づけさせないようにする為である



(槍を回転させておけば、少なくとも遠距離攻撃の対処には意識を向けなくても済む)


「全方向からの攻撃を対処していくより、敵の攻撃を一方向からにした方が断然戦いやすくなるよな

そうなると、広場の入口で戦った方がいいか」


先程この大広間を見つけた際に気づいたことがある

この大広間に侵入してしまった、プレイヤーは魔法陣を破壊しない限り大広間から出ることが出来ない


「あれ、魔法陣を破壊しない限り湧き続けてしまう

リビングアーマー……ってことは魔法陣から離れて戦うのはマズくないか」


(でも、全方向からの攻撃対処も面倒だしな そうなると

銃弾で魔法陣を破壊していくのがベストな選択肢か)


インベントリから無数の銃弾を取り出し、《血液操作ブラオペ》で空中に浮遊させていく


「よし、発射」


左右の魔法陣に銃弾を発射していく


しかし...


「ありゃ、こいつは⋯銃弾が魔法陣に当たってる感じが全くしないな 遠距離攻撃無効の魔法陣か?」


その瞬間、左右の魔法陣から何故か血液が飛び散った


(血液?何故だ?)


血液創造ブラッドクリエイトが強制解除された? 遠距離攻撃を無効化にしているわけではない」


(つまり、あの魔法陣はスキルを強制解除する効果が付与されているってことか いや、銃弾が血液に戻るまで多少時間があった... 強制解除というより徐々に解除されるスキルが、魔法陣というよりあの窪みに付与されている感じか)


「しかも、魔法陣を壊そうと思ってもシールドが張ってあるせいで、破壊する前にスキルが解除される」


(となると、リビングアーマー達と戦闘しつつ魔法陣に接近して『雪血』で破壊するしかないよな)


思考している最中にもリビングアーマー達は問答無用に攻撃を仕掛けてくるが、俺は的確にその攻撃を捌き

コアを粉々に砕いていく


「この数、やっぱり鬱陶しいな(凍らすか...)」


空中に浮かせていた槍を血液に戻そうとした、その瞬間俺の背後から爆発音が鳴り響く


「な、一体何が起きたんだ!」


謎の爆発音が聞こえた為、俺はすぐさま後ろを振り向く

だが、そんな大きい隙をリビングアーマー達が見逃すことはなく一斉に攻撃を仕掛けてくる


「本当に何だよ! 爆発音が鳴り響いただけで後ろの通路には特に違和感感じなかったし」


俺はそう喋りつつ正面に振り向こうとする

「は? マジか...」



リビングアーマーによる一斉攻撃が目前に迫っていた














ここで、少し時間を巻き戻そう


「カリン、こっちの道で正解正解?」

「た、多分合ってるッス」


ネオ達3人は三階層を探索していた


「それにしても、リク君は何処に行ったのかしら?」

「リクリク1人で行った 不思議不思議」


「この階層は今までと違って道が複雑になってるッス」

「獣人のおかげで、比較的に正解の通路進んでるでる」

「えぇ、リク君とのスキルと一緒にやっていけば

今後の探索は楽になるわね」


この3人は何故行き止まりの通路に当たっていないのか

それは、カリンの猫耳が関係している


「また、左右で分かれ道道」


カリンは、獣人限定スキルである獣形態ビーストモードを使用し、猫耳を生やしていく


「それじゃあやるッス」


カリンは高音の声をすぐさま発声し、音の反響で通路の形を頭で構成していく


「こっちの左通路は行き止まりッスね

でも右通路もめっちゃ反響しているッス でも、右通路の形的には正解ぽいッス」

「カリンさっきも似たような事言っていた それで様々な罠に引っかかった」


「そ、それは... さっきのは落とし穴に反響しまくったんッス! 今回も罠は仕掛けられているはずッスけど、多分モンスターもいるッス 金属に当たった反響音もあるッスから」

「まぁモンスターや罠のことは頭に入れておくとして、まずは右通路に進みましょう」



本来ならこの三階層には大量のモンスターが徘徊し

遭遇する確率は非常に高い


しかし、リクが魔法陣のエリアに足を踏み入れたことにより徘徊していたリビングアーマー達は一斉に魔法陣エリアに歩を進めていく


歩を進めているリビングアーマー達はプレイヤーに遭遇すれば戦闘を行うが、優先順位としては魔法陣エリアに向かうことになっている

だからなのか、戦闘を不利だと感じた場合には逃走を行い魔法陣エリアへと向かう行動を取る


「右通路に進んだのはいいんだけど、本当にモンスターが出現しないわね それに罠も無さそうだし」

「ん、不思議不思議 でも楽に進める」

「変ッスね モンスターが彷徨いていてもおかしくないッスのに あ、次の通路は左に行くッス」



突き当たりの壁に到着した際、右通路からリビングアーマー3体と遭遇してしまう


「急に出会うッスね!」

「厄介厄介 戦闘しにくい」

「3体なら全然戦えるわね 落ち着いて対処していきましょう」


ネオ・カリン・カエデが戦闘態勢に入る中、リビングアーマー3体はプレイヤーを無視し左通路へとひた走っていった


「「「ふぇ?」」」


リビングアーマーが逃走してしまった不可解な行動により、3名は素っ頓狂な声を出してしまう


「な、何で逃げるんッスか!」

「モンスター逃走 意味意味不明」

「分からないけど兎に角追うわよ! モンスターが左通路に逃走した理由は分からないけど、何かしら理由があるはずよ」


リビングアーマーを追いかける為に、正解の左通路に進み走り始める3名


「もしかしたらッスけど、リビングアーマーを追いかけていけば次の四階層の階段が見つかったりして」

「それは...分からないわね 何かしらの罠の可能性も考えられるわ」

「じゃあ、その前に倒す倒す 《火爆球エクスプロミネンス》」


幾つものの高温の炎球がリビングアーマー達に向けられ発射されていき、爆破させる


「大大ダメージ この隙に畳み掛ける」



「『神重』神速ゴッドスピード


目にも止まらぬ速さで地面に膝を付けているリビングアーマーに辿り着き、速さの勢いを殺さぬように止まったと同時に『神重』をリビングアーマーの首目掛けて振り下ろす


「とりあえず1体討伐したわ っとと」


カエデは、討伐した後に速さの勢いを殺すことが出来ず前方にすっ転んでしまった


「カエデ無事無事?」

「残りのリビングアーマーが動く前に体勢整えてくださいッス!」


「えぇ、何とか無事よ それに残り2体も討伐したわ」


そうカエデは転んでしまう直前、横一列に膝を付いてるリビングアーマー2体に向けて『神重』で斬撃を飛ばし倒していた


「ふぅ、やっぱりあのスピードを制御できないわね」


カエデはそう言いながら立ち上がり、服に付着した汚れを叩いている


「あれ?この通路一直線なんスけど戦闘音がするッス

それに、この匂い......リク君が戦っているかもッス」

「向かう向かう」

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