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盛者必衰(じょうしゃひっすい)
この作品はフィクションです。実在の人物や団体、四字熟語などとは関係ありません。
(四字熟語については、辞書でお調べください。)
私の名前はマコ。魔法使いよ。
私達はいつもの拠点から国を超えて最初の町に来ている。
私とイズはこの国が初めてなので、今日は酒場でお祝いをしている。
「しっかし、驚いたなぁ、あの大商会がつぶれるなんてなぁ・・・。」
「なんでも会頭は首をはねられたらしいぞ。」
「かなり悪どい事をしていたらしいからなぁ・・・。」
ん? 大商会ってあの依頼を断った大商人の商会じゃない?
「イズ、大商人が死んだらしいぞ。」
「そうだね、依頼を断った時はあんなに豪勢だったのに、わからないもんだね。」
やっぱり、じゃあもう嫌がらせはされないわね。
ほっとしながらも、私は、そういえば国語のテストで『盛者』を『せいじゃ』と書いてバッテンだったなぁ、なんて思いだしていた。




