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自画自賛(じがじさん)
この作品はフィクションです。実在の人物や団体、四字熟語などとは関係ありません。
(四字熟語については、辞書でお調べください。)
私はリルル。狩人です。
今、私たちは町の門の前で野宿中。
本当は夕方には門に着いていたのだけれど、規則だからと入れてもらえなかった。
頭に来た私は、門の前で野宿の準備を始めた。
「さあ、みんな食べて明日には町に入れるから食材全部使ったわ。」
私は、入れてくれなかった門番に嫌がらせで、美味しい料理の匂いを風に乗せる。
石板を熱して、分厚い肉を載せる。
「付け合せの野菜も美味しいから、ソースに絡めて食べてね。今日はマコからも美味しいお酒の差し入れがありました。」
ちらっと見ると、門の中からお腹がグーってなる音が聞こえた。
「スープも美味しいわよ。あ、お肉が焼きあがったわ。熱々の美味しいお肉を召し上がれ。」
私1人で自分の料理をほめているみたいで、だんだん恥ずかしくなってきたわ。
マコも幸せそうな顔してないで、何か言ってよ。




