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三十六計(さんじゅうろっけい)
この作品はフィクションです。実在の人物や団体、四字熟語などとは関係ありません。
(四字熟語については、辞書でお調べください。)
俺の名前はタグ。冒険者でパーティのリーダーをやってる。
今俺は危機的状況にどう対応したらいいのか悩んでいる。
「だから、キャベツ炒めには塩・胡椒だってば。」
「マコ、何を言い出すの? キャベツ炒めにはソースが一番合うのよ。」
正直、野営の料理なんて、ある程度お腹が膨れれば良いのだが、ここで対応を間違えると生命の危機を感じる。
「このキャベツは、春キャベツなんです。優しいやわらかいキャベツにソースなんてきつい物をかけたら台無しです。」
「何を言っているの? 胡椒なんて高価なものは、キャベツではなくて、ステーキに掛けるものでしょ?」
今、俺は空気だ。隠密のスキルがガンガン上がっている気がする。
あ、2人が俺に気が付いた・・・。
「あ、イズ、あの件で打ち合わせが!」
丁度通りかかった、イズにありもしない依頼でさも、打ち合わせるように声を掛け危機脱出。




