表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無限空想世界の幻想的な物語  作者: 幻想卿ユバール
第三章 夜桜編
29/150

無限空想世界の幻想的な物語~夜桜~ プロローグ

【プロローグ】


メラメラと燃える月華に輝く紅の桜、

まるで物語の絶望を全て語る赤く赤く燃えがある大樹、

目を開き同様を隠せず泳ぐ瞳、

両膝が地に足を付いて、手に力が入らない体、

今、私は目の前の業火に心を全て壊されている。


身もすべて壊されていた。


何もできずに仲間が散り、屋敷は燃え、大樹が焼き尽くされる。


「どうして・・こうなった・・」


どうして、こうなってしまった。


あの楽しかった日々は、あの美しかった光景は幻だったのか、

ああ、消えていく、平和の日々、美しき日常、全てが消えていく、

良い物ほど消えるのは早いと言う言葉もあるかもしれない、

だが、こんな消え方はあんまりだ。


誰が望んでこうなった。


誰の望みでこうなってしまった。


誰の希望のせいでこうなった。


誰かが望まなければ、こんな事にはならなかった。


胸からこみ上げる怒り、悲しみ、憎しみ、全て全てがこみあげる。


「許しはしない・・許しはしないゾォォォォォッ!!」


私は力が入らなかった体に力を入れて刀を持った。

そして、この胸に全てを抱いた。


復讐と言う野望を、あの燃え盛る赤き夜桜にッ!!


私はその日から忘れてしまった、あの言葉も、あの日の事も、

もう、思い出さぬように、もう思い出せぬように、

全てを胸に押し込んだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ