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無限空想世界の幻想的な物語  作者: 幻想卿ユバール
第二章 狼猫編
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無限空想世界の幻想的な物語~狼猫~ エピローグ

宴も終わり、頼もしい誓いの言葉も聞いたお嬢様、

だが、何かがおかしい、

一人静かな部屋で、深夜のこのロンディニアを窓からのぞき、

そのガラスに片手を当てて何かをつぶやく、


「灯、あなたがいう様に・・いよいよ、始まってしまうのね」


お嬢様はそうつぶやいた。

どこか悲しく、どこか寂しそうな声で、

まるでなにかよからぬことがはじまるかの如く、


「彼と再会できたのは奇跡だった・・彼がいなかったら今頃・・」


自分の心に言いかけるような冷たい言葉、

お嬢様は何かを語る。

この暗いく暗い部屋の中で、


「いいえ、考えるのはやめましょう・・もうあまり時間は残されていない・・もって後、数え切れるほどしかないこの世界・・イフニアの危機、私はやらなくてはならない、私が今度こそ・・だからあなたたちも・・頑張ってちょうだい・・いつかその時が来たら・・私は貴方達に真実を・・真相を教えてげなければならない・・お願いよ・・銀・・私の王子様・・」


この言葉を最後にお嬢様はどこかへと消えていった。

それはどこかは誰にもわからない、

消して死んだわけではないが、

いったいどこへと何しに行ったのか・・


誰にも何もわからないのだ。

この先のことも、この星のこともだ。



END

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