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聴覚過敏

私には苦手な音があります。人の怒鳴り声、工事の騒音、いびきの3つです。

これらの音は誰しもが苦手だとは思いますが、私はかなり苦手です。

それらの音が耳に入りますと、どんなに作業に集中していてもすぐに集中力が乱れて、音源が気になって仕方がなくなってしまうのです。音源を突き詰め確かめないと安心できないのです。これは寝ている時の冷蔵庫のモーター音や時計が秒針を刻む音などにも当てはまります。

とある会社でアルバイトをしていた際にこんなことがありました。私はパソコンの入力作業をしていたのですが、その近くでよせばいいのに大声で叱っている人がいたのです。

入力作業をしながら私は思いました。

他者を叱る時は個別で落ち着いた声で短く叱り、そのあとで褒めるのが鉄則。

それができていないとは社会人の先輩として実に情けないことだ、と。

内心呆れていましたが、そこまでは良かったのです。

叱り声はどんどん大きくなり、しかも止まる気配はありません。

そうなると私の作業にも影響が出てきました。入力ミスが次から次へと出てきて、その度に打ち直しをしなければならないのです。

私は騒音防止のイヤーマフなどはしていませんから、ダイレクトに声が耳に入ってきます。作業ははかどらない、神経は使う、ミスは増える。完全な悪循環とイライラで、自分でもこめかみの血管が膨れ上がり、怒りが爆発寸前だったのを自覚していました。

怒りを鎮めるためにトイレに行き、その日はなんとかクールダウンできましたが、騒音による被害がこれほど大きいものなのかと改めて知りました。

金銭的にある程度余裕がある人はイヤーマフを使って対処できるのかもしれませんが、私には中々高価で手が届かないものですから、自分で対処するのも結構大変だったります。まあそのおかげで幾つかの自分にあった対処法を見つけることもできましたが、やっぱりイヤーマフはあった方が便利かもですね(笑)

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