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藤本落語  作者: 藤本GJ
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過去の栄光

若い兄ちゃんがバイトに向かう途中、家庭菜園してるお婆ちゃんと孫を見た。


「これは仕方ない。運命やから」


お婆ちゃんはイモ虫を踏んづけた。


兄ちゃんはヒドイなと思ったが、葉っぱを食べるし仕方ないのかなとも思った。



兄ちゃんのバイト先には過去の栄光を自慢する元会長のジジイがいた。


やる気のないジジイもいたが、やる気が無い方はバブルの頃年収1000万あったらしく、今のバイト先は最低賃金でやる気が無いらしい。


そんな人達がいるバイト先だから若い兄ちゃんに負担ががかる。


ある時、若い兄ちゃんは9連勤になった事があった。


週1しか来ない栄光ジジイに代わってくれとお願いした。


会長「オレはもう年だから週1しか出れないよ。オレが君の年の頃は1年間1日も休まず出たんだ。9連勤ぐらい大丈夫だよ。オレが君の年の頃は働いて稼ぎ倒して毎日晩ごはんに1万以上使ってたよ。女にシャンパン開けたりさ…」


「もう頑張りますわ」と兄ちゃんは話を切った。1000万ジジイに「9連勤の5日目代わって下さい」と頼むと


1000万ジジイ「オレが昔いくら稼いでたと思ってるねん。1000万やぞ。ここは最低賃金やろ。週1しか出る気はない」



結局兄ちゃんは9連勤出た。







8年後、死後の世界


神さま「あなたは過去の栄光に浸かり過ぎた。今を頑張らずに過去にばっかりこだわって…」









「お父さん、いも虫おる!」


「葉っぱ食べるから可哀想やけど…バンッ!」


「お父さんこっちにもおる!」


「2匹もおんのか!うっとおしいな!バンッ!」



父さんが踏んだのは若い頃助けてくれなかったジジイ2人…

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