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藤本落語  作者: 藤本GJ
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ワガママ倍旧院

バイト先にワガママなオバちゃんがいた。


60歳。トラ柄の服や地球の色をした服を着てくる派手なオバちゃんがいた。


見た目は倍旧院のCMのオバちゃんにソックリだった。


興味ある人は『倍旧院 CM』と調べたら出て来る。


CMのオバちゃんは逮捕されてる。



話戻して、1ヶ月に2回しか出ないのに、毎月


「この日変わって〜」


と毎月のように言ってきた。


誰かが変わっても礼も言わない。そんな非常識さが嫌われていた。




ある日、オバちゃんはボイコットした。



バイト先の人達は『ついにやったか』と思ったが、そこから1度も出て来なくなった。


ある日、メールが届いた。


◯◯さんはお亡くなりになりました。



みんな驚いた。



飲み会の席でこの話になり、ブラックユーモアを若い兄ちゃんは言った。


「あのオバちゃん、色んな人に迷惑かけて礼も言わんかったから、多分地獄やろなぁ。地獄におる人は『変わって』言うても変わってくれへんで」



みんな苦笑いした。





オバちゃんは本当に地獄に行ってた。


「ここどこ〜。蒸し暑いんやけど。あんたここどこ〜?」


近くにいたヤ◯ザみたいな男に声をかけると、その男に殴られた。


「痛っ!何すんの?」


「あんたが向こうで迷惑かけた分、みんなであんたを殴ります!」


周りはヤ◯ザみたいな男だらけになった。


10人いる。


オバちゃんは殴られ続けている。


「誰か変わって〜」


当然誰も変わらず。



若い兄ちゃんのブラックユーモアはあながち間違っていなかった。

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