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藤本落語  作者: 藤本GJ
22/106

まだ汚いなぁ

綺麗好きなおっさんがいた。


潔癖症を通り越して病気なぐらいだ。


机にコップを置いた後、水滴が気になるので拭く。


そのあと、自分の手を石鹸で念入りに洗う。


掃除は毎日する。靴下は足が汚れないため2重に履く。


テレビや家具も毎日拭く。


男の家は恐いぐらいピカピカだった。



ある日、男の家の前でおばちゃんが散歩してる犬がウンコをした。


男は鳥肌が立った。


おばちゃんはウンコをビニール袋で取り、やった場所に持ってきてた500mlペットボトルの水をかけた。



おばちゃんは立ち去ろうとしたので男が


「おい、待てや!まだ汚いなやんけ!」


「もう、取って綺麗にしましたやんか」


「ペットボトルの水全部使って綺麗にせいや!」


「もう、ここまで綺麗にしたし、いつか雨降るやんか!それで全部流れる」


「いつ雨降るねん!何月何日に降るねん!分からんねやったらペットボトル全部使って綺麗にせいや!」



呆れたおばちゃんはペットボトルの水を全部使って綺麗にした。



おばちゃんが去った後も


「まだ汚いな!」


男はバケツに水を満タンに入れてかけた。




















グサッ!



親父は見知らぬ男に刺された。


それは文句を言ったおばちゃんの旦那だった。




















やったぁ!5匹取れたから貰えるわ!


金魚買うぞ〜!


少年は祭りの夜店から金魚を貰った。




男は金魚に生まれ変わった。


汚い汚いと水をかけるならお前は金魚になれ!水の中で生きろ!との事だった。



水の無い国に対する冒涜行為とみなされ、被害者なのに人間になれず…



男は今日も口をパクパクさせている。

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