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妖し少女あずき  作者: 椎名 園学


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女の人って怖ぇなぁ

俺の視界の端の端、そこに真っ白の手が見える。背中からは薄寒い風が吹いてくる。俺の背後ぴったりに白い女がいる。すぐに分かった。

「あずきさんは冷静です。ですが、やっぱり男は感情で動き面倒くさいものからすぐにげるくせがあるようですね。だからこの男は私の妖力探知を怠っている」

白い女がどんな顔をしているのか分からない。振り向けばその瞬間に俺は殺される気がした。猫助を出して攻撃しようと脳に浮かんだ瞬間に、白い女が俺の方に手を置いた。

「君、動かないでね。動いたら死ぬから」

あずきはリボルバーを構える。だが、その銃口は真っ直ぐ俺の腹を狙っていた。

「ちょ、ちょあずきそれ俺だって。死ぬって」

あずきは引き金を引いた。躊躇なく6回引いた。

1回目の銃声が聞こえた瞬間に、俺の腹に言葉で表せぬ痛みが走った。弾丸は俺の内蔵を貫き俺の体を貫通した

俺が倒れ込んだのはちょうど6回目の銃声がなり終わった頃だった。俺は地面で腹に手を当てる。

「あ゛」

背後から白い女の声が聞こえた。汚い声だった。俺はゆっくり顔をあげる。白い女には6箇所撃たれたあとがあった

「弾丸はそうたの体を貫いた瞬間にこの女の体に向かって進み続けたんだよ。軌道を変えれば全て別の位置に当てれる」

「あ゛あ゛あ゛」

白い女は自分の体から流れる血を手で確認し汚い声を漏らし続ける

「終わりだね」

あずきは銃口を白い女の顔に向けた瞬間、すぐに引き金を引いた。

弾丸は真っ直ぐ白い女の顔面に向かった。白い顔が赤く染まると俺は思った。だが、弾丸は白い手によって止められていた

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