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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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沙月side

 アキラさん入りの氷を抱えてホテルへと移動した。

可能であればダンジョン外に移動させたかったのだが…氷が解けた後にまた同じような事をするのであればダンジョン内の方が都合が良い為ホテルで待機することになった。


「これからどうするんだ?」

カナタさんから質問が飛ぶ。

「乗っ取られたのは確実なんですけどね…どうすればいいか…」

悪魔に乗っ取られた場合の対処方なんて私の叡智でも調べる事は出来ない。

私の確認出来るのはアキラさんの親愛度が残っている事からアキラさんがまだ無事でいることの判断が出来るだけである。

「さっきは不意打ちでなんとかなったけど次は上手くいくかわからないぞ」

カナタさんの言うことも尤もで本来のアキラさんだったら8人で止められたかどうか…。

これだけの戦力を持ってしてもアキラさんに勝てるかどうか分からないのが頭を抱える点でもある。

楽に勝てるのであれば何度も倒して心を折るという方法もあるが、恐らくそう何度も上手くいく保証もない。

それに悪魔の力を使えるようになった場合は、どうなるかの予測も出来ない。

「シトリーと話が出来ればいいんだけど…」

ミレイさんの話だとシトリーが抵抗してくれていたようだし話ができれば早かったのだが…一向にアクションがない。


「今のところDDDで大きな動きはありません」

アカネさんからの報告を受けた。

アカネさんにはDDDを見張ってもらう為、地上で待機してもらっていた。

ちなみにDDDの連中は魔力を枯渇状態にして拘束してある。

アカネさんと入れ替わりでランとカレンが向かっている。

ランの『怠惰』スキルで魔力が回復しても吸い上げて気絶状態が解除されないようにしている。


ちなみにランの魔力値は、『怠惰』スキルによってC寄りのDまで上昇している。

色々と試行錯誤して効率的に魔力を吸収出来るようにしているのだが未だに微量でしか上げる事しかできないでいる。

まぁ魔力値が上がったおかげで大半の探索者の魔力を吸収するのには問題はなくなったので今回は非常に助かっている。

あまり回復されてしまうと吸い取る事ができなくなってしまうので定期的に吸い取っている。



「あちらも大変なのでそのうち動きがあるはずなので注視しておいてください」

ちなみにどうやって監視しているかというと…。

「しかし、監視する為とは言え衛星を作るとは思わなかった…」

「でも便利でしょ?」

「まぁそれはそうだけど…」

実験的な意味合いも強かったのだが衛星を作成したみたのだ。

カナタさんが設計を行いつつ電子部分などはアカネさん担当で作成したのだがとんでもないものが出来てしまった。

普通ならとんでもない期間が必要になるが製作自体はスキルで一瞬で終わるので失敗したのは一度だけで2度目で成功した。

外観はほぼミスリルで作成しフェンリルからドロップした大魔石を使用して半永久的に稼働が可能な状態にした制御系に関してはアランが担当してほぼスタンドアローンで稼働出来る。

よく分からないので予算を注ぎ込んで高解像度のカメラを搭載している。

おかげで全世界をほぼ監視する事ができる。

まぁ常時監視してる訳では無いが今回は、DDDを監視するのに役立っている。

一番の問題でもあった打ち上げに関しては『魔空間』+各種スキルの合わせ技で強引に解決した。

お金はかからないので試し放題だったのはデカかったが、衛星軌道に乗せるのが思ったよりも難しく宇宙デブリを増やしてしまったのは申し訳なく思う。


「じゃあとりあえず戻ってまた監視しときます」

アカネさんはそういって戻っていった。

アカネさんがここまで報告にきたのは恐らくアキラさんを心配しての事だと思った。

このパーティ精神的支柱であるアキラさんの不在は全員に不安を与えている。

何より私自身も先程から不安が募っていく。

このままアキラさんが目を覚まさなかったら…このアキラさんからの親愛度の表示が消えてしまったら…。

しかしここでそれを態度に表せば他の皆も不安にさせてしまう…ここは気丈に振る舞うしかない。


しかし現状を打破する策も特にはない。

「とりあえず氷からは出しましょうか、これでは回復することも出来ない」

「そうしましょう」

氷獄を解きアキラさんの身体を解放する。

そしてその身体を受け止める。

「助かったわ、魔力が空で顕現できなかったのよ」

私が触れた事で『魔力共有』を使ったみたいで私の魔力を消費してシトリーが出現した。

「助かったわ、どうすればいいかわからなかったから…」

「とりあえず現状を説明するわ、アキラに乗り移った悪魔は封じたわ…ただ、追い出そうと思うと私と同じように吸魂玉が必要よ」                                                                                                                                    

「吸魂玉…」

「消滅はさせれないのか?」

「最後の悪あがきでね…こちらで認識出来ないほどの存在に霧散してしまったのよ…こうなると排除は無理ね」

「なるほど…つまりそれを吸い出す為に吸魂玉が必要ってことね」

「そういうこと、それを見つけて完全に吸い出すまではアキラは解放できないわ」

シトリーの話ではアキラにはアガレスに対抗するだけの魔力がないので現状のシトリーの封印処理を解いてしまうとアガレスに侵食されてしまうそうだ。

つまりアキラさんを復活させるには吸魂玉が必須。


「ひとまずは私が主導権を握ってるから気絶が解除されても大丈夫よ…ただあまり長い時間魂を封印していると身体と拒否反応が起きてしまうから急いで頂戴」

「わかりました…」

これで解決するための方法は、わかった…後は動くだけである。

「各自これを飲んでモンスター狩りをお願いします」

取り出したのはラッキーポーションと呼ばれるポーションで運気を上げる効果がある。

試しに作ってみたのだが…材料の割に効果が薄く実質作用するのはモンスターのドロップ率だけという残念アイテムだが今は少しでもドロップ率を上げる必要がある。

「各自スライムの乱獲を開始してください!」

その言葉で沙月を除き全員がスライムの乱獲に向かう。


「あなたはいかないの?」

「少しでも確率を上げる為に試したい事がありまして…」

私はあるアイテムを作成する為に『等価交換』を開始した。


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