表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

345/401

DDDside

 自国のダンジョンを含め国からアレスの反応が消えた。

「一体どこにいった!?」

周りを見回しながら周囲の護衛たちにも探索の命令を下す。

隠密スキルで隠れているのであればこれで見つかるかもしれないが…アレスと一緒にあいつらの存在も消えてしまった。

「まさか長距離転移!?」

そんなスキルは聞いたこともなかったが…この状況はもしかしてと思わずにはいられなかった。

状況を整理する為に頭を回転させていると…

「うわぁ!!?」

椎名が悲鳴のような声を上げた。

するとそこには椎名に噛みついている仙道の姿があった。

「誰だ!誰が蓋を開けた!?」

「違います…急にミスリルが崩れて…」

「なんだと!?」

そこには崩れ去ったミスリルのクズのようなものと大きなミスリルの盾が落ちていた。

地面が濡れていたが恐らく入っていた水だろう。

「ちっ!すぐに処分しろ!」

「無理です!今は俺しかいないし」

と神崎が焦っていた。

こいつはタンクなので2体のゾンビを倒そうと思うと攻撃力が不足している。

「すぐにあいつらを呼び戻す。時間を稼げ!」

「でも噛まれたらゾンビになるんですよ!?」

「なりたくなかったら死ぬ気で防げよ」

最悪この3人が犠牲になる分には…まぁ許容できる。

そう思っていたのだが…。

「嫌に決まってんだろ!」

神崎はそう叫ぶと前に出て出口に向かって走っていった。

「ふざけるな!お前治してもらった恩を忘れたか!」

「命あってのものだねって言葉があんだよ!命なんか賭けれるか!」

「ふざけるなよ!!」

ゾンビ化した2人はこちらへと向かってくる。

多少足が遅れているがまっすぐにこちらに向かってくる。

レベル40超えの足は伊達ではなく引き離す事は出来ない。

このまま出口から出してしまえば大変な事になってしまう。

しかし、そんな状況下で眷属であるゲイルが駆けつけてきて魔法を放った。

ゲイルの風魔法がヒットして壁へと2人まとめて吹き飛ぶ。

「大丈夫ですか?これは一体…」

「突然仙道を閉じ込めていたミスリルが崩壊してこの通りさ」

「何か仕掛けがしてあったということですか…」

「排除は可能か?」

「先程は不意をついてなんとかしましたが身体能力があがってる上にダメージも瞬時に回復してしまうのでどうにも…」

「捕まえるのはどうだ?」

「私1人で捕獲するのは難しいそうです」

そんな話をしているうちに復帰してこちらに向かってくる。

「とりあえず風魔法で迎撃しつつ距離を保て」

これで外に出さないようにしたいが先程とは違い風魔法を耐えている様子でこちらにジリジリと向かってくる。


「無駄に高レベルにしたのが仇になったか…」

他の幹部連中が戻ってきたら処理させたいところだが…。

そんな事を思っていると他の准幹部連中が戻ってきた。

これでなんとかなるか…。

「一体どんな状況ですか?」

3人で戻ってきたのでそいつらにむかって指示を出す。

「捕えていたゾンビが解放されて今2体になってるからなんとか押し止めろ!」

そんな事をいってる間に2人のうちの1人がこちらではなく違う方向に走り出した。

なぜそんな事になったのかと思ったが…とりあえずは今の状況をなんとかする必要がある。

「とりあえず1体を抑え込め!」

1人になったのは好都合だったのでとりあえず1人を封じ込める為に指示を出したそして、准幹部3人とゲイルの4人で椎名ゾンビを抑える事が出来た。

「ふう、これで残り1人か…」

捕え方については土魔法で穴を掘りそこに水魔法で水を溜めて捕らえる事が出来た。

ここまで運ばれてきた方法を参考にさせてもらった。

そしてそのまま土魔法で蓋をすることが出来た。


「これでなんとかなるか…」

残り1人もこの調子でと思っていたのだが…。

なにやら叫び声が聞こえてきた。

そしてその叫び声はさらなる悲劇を齎していた。

すぐに様子を見る為にゲイルをいかせると…。

その視界をジャックすることですぐに何が起こったか判明した。


「あの時逸れたのは違う目標を見つけたからか…」

このフロアのモンスターはゴブリン…ゴブリンが噛まれそれがゾンビとなっていた。

そしてそのゾンビが他のゴブリンにも噛みつきゾンビへと変わっていく。

その結果、連鎖的にゾンビが増えていった。

まぁゴブリン自体はそこまで強くないので大したことはないのだが…その連鎖が新たな被害を生んだ。

結果としてダンジョンを探索していた2パーティと准幹部2人がゾンビ化の犠牲となった。


どれくらいの期間でグール達のように不活性化するか不明だが…しばらくダンジョンを封鎖するしかなくなってしまった。

「くそ…こんな時にアレスの奴…何をしてるんだ…」

アレスの身がどうなったかわからない状態な上にダンジョンが封鎖となり国の根幹を揺るがす状況に頭を抱えていた。

「とりあえず幹部連中を呼び戻すのが良いのではないですか…」

ゲイルから提案されたが…。

「戦力を考えれば確かにそれが良いが…」

アンノウンをせっかく追い詰めているのだ…ここで手に入れたかった。

「2人だけ呼び戻す…残り8人は引き続き追わせる…」

この状況を打開する為になんとかする必要がある。

とりあえず副長ともう1人を呼び戻す。

「とりあえず戻ってくるまではダンジョンの警戒は厳にしろ!絶対にゾンビを街中に出すな!」

幸いにもゾンビはダンジョンの中で収まってる。

これを維持するしかない。

「はやく戻ってこい…アレス…」

そんな呟きをしながらダンジョンの入口を見つめるしかなかった。



◯あとがき

ルーシェルのスキルやアガレスを倒した時の詳細は次話かその次でいれます。

固有スキルが特殊な為、実質的な戦闘力はレベルによる身体能力の高さしかない為、実力はそこまで高くありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
もしかして、非アンデット化は「アレスの能力頼み」だったのかな? そうだとするとDDD詰んでいない!?(;^ω^)
DDDにゾンビ化戻す手段は失われたし、DDDのダンジョン内で噛みつかれたら、高確率でゾンビ化する事に…。 主力を2人しか戻さない……主力もゾンビ化フラグ?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ