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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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スキル取得

 食事を終えてからホテルに戻った後で恒例という訳ではないが入荷したスキルの取得をすることになった。

「今回はあんまり数も無いのとメインはアイラさ…とランの取得なので希望がある人は教えて下さい」

出されたのは6個のスクロール。

すでに俺は頼んであったスキルは取得済みであり、今回は取得をする予定はないので成り行きを見守る事にした。


・『軽量化』

自身と触れている物を軽くするスキル


・『重量化』

自身と触れている物を重くするスキル


・『飛刃』

斬撃を飛ばすスキル


・『絶倫』


・『状態異常無効』✕2


「絶倫混じってるが…」

「衰弱改善用に取り寄せたんですよ…」

『絶倫』スキルは一部の好事家に人気らしく結構お高かったらしいが、こちらの使用感を考えると衰弱状態の解除に使えるかと思い取り寄せたそうだ。

他のスキルも戦闘スタイルを事前に聞いていたのかアイラさん用が使えそうなものが多かった。


「『状態異常無効』って高いんじゃないのか?」

「高いですけど全員覚えてもらいたいので優先的に取引してます」

確かに呪いの存在等を考えればこのスキルの有用性は跳ね上がる。

ミレイのスキル的にも魅了を使ってくる敵も考えられるのでその対策としても必要経費か…。


「ただ、この『状態異常無効』は今かかってる物は解除できないんですよね」

「そうなのか…」

「すでに実験済みみたいで毒状態でこれを取得しても無効にならなかったそうです」

スキルの検証を行う機関が各国にはあるそうですでに検証されているそうだ。

「とりあえずというかアイラさんに4つは使ってもらいますね」

「「「「「意義なし」」」」」

アイラさんは困惑しているが全員から異存はなかったのでそのままアイラさんに手渡される。

「いいんですか!?」

「ええ、スキルは覚えてなんぼなのでドンドン覚えましょう。それに最低限これくらい覚えておかないと戦線に立てない位にはうちのパーティ強いので…」

アイラさんは、身体はしっかり出来ていたが残念ながらそこまで強いという感じではなかった。

元々探索者として活動していたので一般人よりも戦い慣れてはいるが実力としては、あくまでもカジュアル探索者という印象が拭えなかった。

そんな彼女が今後このパーティで活動するというのであればこのスキル達は覚えておいて損はないと思う。


困惑しつつも全てのスクロールを使用して取得したアイラさんだったが…

「この『絶倫』スキルは凄いですね…ポーション以上かも」

「名前で勘違いされますけどかなり効果の高いスキルなので…これでポーションを飲まなくても衰弱状態にはならないと思うので試してみてください」

まだポーションの効果時間中なので実感が薄いそうだがこれでポーションの効果が切れた時にも問題なければ呪いの効果は後は経験値を減らす効果だけである。


「『状態異常無効』についてはサキさんとカナタが取得してください」

カレンは『超回復』があるので必要無しという判断でパーティの火力の要になっているサキと前衛でタンクを勤めるカナタが選ばれた。

こちらに関しても特に反対意見はなかったのでそのまま取得した。


「後は一つ問題のあるスキルがありまして…」

「まだあるのか?」

「日本で封印処理されてたスキルなんですが…」

どうやら『集敵』以外にも封印処理されていたスキルを持ち込まれていたようで恐る恐るといった感じで沙月が取り出してきた。

『液化』という名前のスクロールだった。


「液化ってなんだ?」

「スライムになるスキルです」

「スライム!?」

全員が驚きの反応を示した。

「これは『竜化』や『鬼化』と同種のスキルみたいです」

沙月の説明曰く、竜化などと一緒で身体が変質するスキルらしくスライムのように液化するスキルらしい。

スキル説明項目には液化するとしか書かれておらず使用した場合どうなるかわからず液状化してしまうのではという危険性から封印処理されていたそうだ。

「封印処理の理由はそういう理由なんですがそれについては解除が可能なスキルなので問題はないです。ただ使うかどうかは皆さんに聞いてからかなと…」

使わなければ送り返すそうなのだが…確かに使うかと言われると考えさせられるスキルだ。

沈黙の時間が流れたが…

「あの…」

そう言って手を上げたのは…ランだった。

「そのスキル私が覚えてもいいですか?」

「良いんですか?」

ほんとにいいのかという感じで沙月が問いかけた。

「私も戦力になりたいですしスライムみたいになれるなら私の能力とも相性が良いと思うので」

そう言われて確かに…と思えてしまった。

スライムになればどれくらいの身体の自由が効くかわからないが複数から魔力を吸うのが容易になりそうではある。

「なるほど…わかりました。それではこちらを…」

そういって沙月はスクロールをランに差し出した。

少し躊躇いを見せたが意を決したようにスキルを取得した。


「どうですか?使えそうです?」

「うーん…なんとかなりそうです」

そういってその場でランは『液化』を使用した。

その結果、ランの身体は半透明のスライムのように変化した。

「おお」

皆が俺のように少なからず声を上げて驚いていた。

「どうです?違和感とか」

「違和感は凄いですけどちょっと楽しいかもです」

そういって身体を小さくしていく。

正確には身体の一部を伸ばして本体が小さくなっていく感じだ。

「伸ばせるのは自分の体積の分だけみたいです」

どうやら無限に伸ばしたりは出来ないようで伸ばせば伸ばした分どこかを小さくする必要があるようだ。

それでもかなり自由に変化できるようで色々変化して遊んでいた。

そしてそれが良くなかった。


ある程度身体の変化を堪能したランはスライムのような球体になってみたりした後に元の身体へと戻った。

「あっ!?ストップ!ストップ」

沙月の静止も虚しく球体から戻ろうとしたその時に、着ていたはずの服が脱げてしまったのだ。

その結果、全員の前で裸体を晒すことになった。

「きゃあああああ」

状況に気付き悲鳴をあげるランだったが…しかし、この結果は服がずれた瞬間に予想出来ていたのですでに目を瞑っている。

まぁだから何も問題ないのだが、俺の顔を何かに覆われる感覚に襲われる。

残念ながら目を閉じていたので反応することが出来なかった。

恐る恐る目を開けると…そこには巨大な胸によって視界が覆われていた。

これは…最近感じた…じゃない!

「アイラさ…何をしてるんですか…」

「娘の裸を男性に見せる訳にはいかないじゃない?」

あの状況で娘を隠すのではなく俺の視界を塞ぎにくるのは違うのではないかと思ったが…確かに俺以外は女性なので娘よりも小さいアイラが見せないようにするにはこれが一番合理的…じゃなくて!!!

「目を閉じているので大丈夫ですよ…」

「それでも男性の顔があると落ち着かないと思うからしばらくはこうしてるわ」

「ぐぬぬ…」

そう言われてしまえばそうなのかもしれないが…ランが服を着るまでの間抱きしめられている事になってしまった。


「むぅ」

「ずるい…」

「もしかしてライバル?」


周囲から何か声がするのだが残念ながら視界と合わせて耳もほとんど塞がっているのでかすかにしか聞こえなかった。

そんなハプニングもあったが全員のスキル取得が完了した。

一部の話が飛んでおりました…。

申し訳ございません。

231話から251まで追加が完了しました。


よろしくお願い致します。

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