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現代日本でダンジョン生活!ハズレスキルで無双生活  作者: 色蓮
第7章 罪と罰

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オリハルコン

 そんなこんなでようやくMAXとなったドロップランクだったが合わせてモンスターが出現した。

「なんだこいつ!?」

ダイヤモンドのような光沢を持つそのゴーレムの持つ能力に驚愕する。

「物理耐性と魔法耐性!?」

「えっ!?」

「そんな能力持ちなんですか?」

とんでもないスキル持ちに驚愕しているが相手も待ってはくれない。

こちらに腕を振り下ろす。

それを3人とも躱す。


「ちなみに回復能力持ちだ」

「はぁ!?そんなのどうやって倒せば…」

サキが驚嘆の声を上げる。

「まぁ無効じゃないならやることは決まってるだろ?」

「そうですね~」

俺とカレンは戦闘体勢に移り相手に相対する。

どんなに硬くても所詮はゴーレム。

動きはすでに把握している。


「こっちには近づけないからでかいの頼むぜ」

サキにそう言ってゴーレムに突っ込む。

それと同時にカレンが背後に跳躍して魔法銃を放つ。

普通のゴーレムであれば貫くのだが残念ながら身体に当たってもほとんどダメージがないようだ。

「ヒュー!欠けもしないんだ」

口笛を吹きながらも驚きの表情を浮かべるカレンだったが…

「だったら後方を気にしなくて良いね!!!」

そういって魔法銃を連打する。

普通のゴーレムだったらこっちの動向に注意しながら発射する必要があるのだが貫通しないのであればと2丁の銃を使い連打する。

それなりにダメージが入っているのかゴーレムはカレンの方を向こうと身体を動かすが…

「相変わらずおせーよ!」

渾身の一撃をゴーレムの足に叩き込む。

ダメージは無くても反動はある。

足のバランスが崩れた事でゴーレムの体勢が崩れる。

そして距離を取る。

「遠距離攻撃系のスキルがないのは確認済み…」

磁界操作を発動させ体勢の崩れたゴーレムにレールガンを放つ。

レールガンが当たっても欠けたりする様子は無い。

特攻スキルを持ってこれはどれだけ硬いのだろうか…


カレンも攻撃を加えているが効いているのかは謎だ。

それでも無効ではないという事はダメージは入っていると信じるしかない。

まぁそれに俺達には超火力持ちがいる。


「準備完了しました!離れてください」

やっと立ち上がったゴーレムから俺とカレンは退避する。

「六魔法混合アポカリプス!!!」

イメージが大事らしく基本的に無詠唱で魔法を放つサキだったがこの魔法だけはトリガーとして魔法名を付けている。


ドッチボール位の黒い球体がそのままゴーレムに向かって飛ぶ。

そして当たった瞬間に弾ける。

その空間を抉り取るように球体は大きく膨らみそして飲み込み小さく収縮する。

「マジか…」

「うそ…」

「ひぇ…」

三者三様を示したのは今の攻撃を食らってもまだダメージらしいダメージを受けた様子はない。


回復能力の事を思い出し我に帰り

「追撃しろ!」

俺の言葉に2人が反応して追撃を行う。

さすがにノーダメとはいかなかったようで先ほどよりもさらに動きが遅くなっていた。


「魔力借りるぞ!」

片手をサキの肩にのせレールガンの体勢に入る。

「私もいきます!」

空中に氷の氷柱が多数出現する。

そして俺のレールガンと合わせてゴーレムに向けて発射される。


そしてレールガンを10発叩き込んでようやくゴーレムは霧散した。

最後までダメージを受けた様子もなくその硬い身体に傷一つつかなかった。

「なんだったんだあれ…カタすぎ」

「ほんとですね…最後までダメージ受けてる様子ありませんでしたし」

俺とサキは深く深呼吸してようやく緊張が解けた。

なんせ攻撃を加えても怯むことなくこちらに向かってくるので肝が冷えた。


「全く怯まないし怖すぎましたね」

そしていつものボーナスモンスターとは違う点もあった。

「これスクロールじゃないぞ」

今までのボーナスモンスターは必ずスクロールが落ちていたが今回は先ほどのゴーレムと同じ特徴を持った鉱石が落ちていた。

「それもしかしてオリハルコンじゃない?」

そういってシトリーが顔を出した。

「オリハルコン?」

ミスリルに続きファンタジー御用達と言っていいほど有名な名前がでてきた。

「じゃあさっきのはオリハルコンゴーレムってことだったのね」

うん、うんと一人で納得しているシトリーだったが…

「いや説明しろ」

「オリハルコンゴーレムのドロップ品はオリハルコンのみだからスクロールは落ちないのよ。ってかオリハルコンゴーレムまで出現するなんて…」

「それでスクロールが落ちなかったのか」

スクロールが落ちなかった理由は納得できたがこの鉱石をどうすればいいのか…まぁ帰って沙月に相談するしかないか。


「とりあえず持って帰るか、名前的にもさっきの性能的にもえぐい能力してるしな」

「そうですね。武器というよりは防具として使うのでしょうか?」

「どうだろうな」

防御性能に関してはとんでもない力を持っていたので期待したいところだ。

「変更まで狩っていきます?」

「次のモンスターは色々候補もあるし今日はやめとこう。こんなもん持ってるしな」

そういって早めに切り上げて帰路につく。

ちなみに転移石のモンスターに関しては1日犠牲にして朝イチに復活するように調整済みだ。

なので最初に全員で狩り尽くしてから別れて狩りをしている。

あの苦労した鶏王も5人でかかれば大して苦労しなかったのだから拍子抜けだ。

ちなみにあいつの名前はキングチキンとかいう美味しそうな名前だった。


「今日は荷物が届くからあいつらも早く切り上げてるだろうし丁度良さそうだな」

今日は物資配達の日なので注文した物が色々届いているはずだった。

まぁ俺は大した物を頼んでいないのだが…女性陣は洋服やら化粧品等色々頼んでいたので印象に残っている。

そしてまた疲れた顔の氷川さんが見れるのかと思い少し足早に戻る。


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