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第十二話〜戦闘(バトル)の末に、超大型トラックを手にすることに

ゆっくりと、だがその分慎重に歩を進めた。泥に足を取られたら、その足が泥水に引き摺りこまれ身動きが取れなくなってしまうかもしれない。

モブリーはそれを恐れているのだった。そうやって泥水の中に浸かり、あの世へ旅立った人間をモブリーは何人も見てきた。

──あの死に方だけはイヤだ。あれだけはまっぴらゴメンだ。 

じゃあ自分に強く そう言い聞かせていた。あれは無様だ。自業自得だ。油断するから悪い。自分だけはああなって 貯まるものか!

こんなに慎重に 歩かなければならない場所で、AIロボットにでも見つかったら、万事休すだろう。彼女は恐れた。ロボットとの遭遇も恐れた。

高速道路から聞こえる喧騒は、まだまだ遠い。

ラブリーはハッとして立ち止まった。泥水の中に何かの形象を見たのだ。しかもそれは、危険なものだった。それは泥の中で蠢いていた。

「噛みつき引っ付き亀だ!」

そう叫びそうになった。慌てて口を塞いだ。噛みつき引っ付き亀は、成長すると五十二センチメートル程になる。

今はまだ成長期なのか、30センチメートル程だ。それでも 性格は凶暴であり、人の指ぐらいのものは一瞬で噛み砕いてしまうと言われている。しかも 一度でも人間に取り付いたら死ぬまでは絶対に話さないというのだ。

あー、恐ろしや。

エブリーはそう叫びたかった。

自分がかっちゃん銃を腰にさしてること思い出したのはその時だ。モブリーは先ほど見つけて 杖代わりにしていた木の棒を放り投げ、すかさず 銃を引き抜いた。

3かっちゃん銃の威力ではおそらく亀の甲羅の部分を、撃ち抜くことは可能に思われた。人間 相手だってよほど当たりどころが良くなければ死なせることはできない。威力がない分より長い時間 獲物に今日は与えるという恐ろしい 残虐なのだ。

オブリーは銃を両手で持って構えた。亀の頭は甲羅の中に半分ほど入っていたが、その前面が素通しなので、頭のてっぺんを狙うのは良容易そうであった。


  かっちゃん!!!


迷わず好きな旅を引いた。高音のような銃声が響いた。

噛みつき引っ付き亀は、一瞬で動かなくなった。この亀は食用には向かないので食べることもない。モブリーは軽く手を合わせてからその場を後にした。から逃げるたために、高速道路から遠ざかってしまった。ぶりは再び杖を取った。

音声を聞いたものは果たしていたであろうか?

連続投稿をお許しください。引き続きかけるだけ 書きたいと思います。付き合いいただけましたら幸いです よろしくお願い申し上げます。展開は、こうご期待

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