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線路はいつか途切れる  作者: 秋村 楼
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repray.2

浩介は真っ逆さまで落ちている。

「戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ戻れ!!」

浩介は真っ逆さまで落ちている。

もう何十回だろう…そんなことを考えてる時…


雨粒一つ一つが動かなくなり、雲は移動を止めた。

そう、この感覚。三度目は流石に察しがついた。


「クロノスー!!!!」

逆さまの状態で、口だけが動いた浩介は怒りとともに叫ぶ。


そして、屋上からひょこっと老人が顔を出した。

クロだ。


「突然、世界の秒針が先に進まなくなったと思ったらお前さんかい」

クロは耳をほじりながら喋り始めた。


「そんなこといいから、俺を助けてくれないか?」さっきの威勢の良い声とは逆に、子犬のような弱い声だ。


「やだね」


「な、なんでだ!こんなふざけた力を無理やり渡しやがって!ふざけんな!」怒りをおもむろに(さら)け出した。


「アンタの結果だ!これが!私は忠告したぞ。神はあんたを見てると」クロは初めて浩介に対して怒った。


「……」

浩介は黙っている。


「人ってのはねぇ、他のものより上だと思ったら突然力を振るい出すんだよ。あーあラッキーセブンだと思って期待してたんだけどなぁ…」


「ラッキーセブン?7?…………ハッ!まさか!」


「気づいた?最近有名だよねぇー()()()()


そう、浩介は知っていた。ここ最近テレビや新聞で報じられていた、自殺ではなく事故死にしては不自然と断定されている事件だ。


「やっぱ身をもって体験すればわかるよねぇ。この世界はもうじき滅びる。だから俺は回って力を与えていたんだが…結果これだ」

呆れた表情で浩介を覗く。


「た、頼むからも、もう一度チャンスをくれないか?次は絶対失敗しないから」


「まだ言ってんの?君は何度ももう一度を使った?他の人間達よりどれほどのチャンスがあったと思ってるんだ?つまりそういうことだ。もう君つまらないから、、」


「い、嫌だ!死にたくない!助けて!」

命乞いを続ける哀れな悪魔である。


「じゃあ最後に問題!君はどこからこの道へ進み始めたと思う?」

突然クロは問題出した


「え?」


「はいおわりー!答えは()()()()からでしたー!それじゃあね」

クロは姿を消し…時は動き始めた。


*///


()()()()()()()()()()()()()()



列車は脱線した






路上には花や缶コーヒーが置かれていたとさ。


〜終わり〜


どうも、秋村楼です。

ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございます。

最後の部分はものすごく雑になってしまったことを深くお詫び申し上げます。

今回は初めての連載ものということで書かさせていただきました。やはりモチベとか色々あって本当に難しい物だと感じました。

作品のことをいうと、力に操られたらおしまいということなんです。平家物語にも書かれている

"たけき者も遂にはほろびぬ"

そういうことです。また、タイトルにも書いてる線路。

人生は線路のようにレールを敷かれていて、そこをどう装飾していくのかってのが今回書くにあたってのきっかけです。だからいつ終点かなんて誰にもわかんないんですよねw

それではまた。

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