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~"hello world!"ってなに?~

hello world!


って、なんだよ。


小泉涼子は入社1日目にして大きなため息を吐いた。

プログラミング言語などをしっかり大学で専攻してきた猛者(オタク男子)の同期をまわりに、大きな声でわたくし就活ミスマッチでした!とは言えないまま入社式を終えてしまった。


涼子は本日3度目になるため息を吐いた。

入社1日目の研修では、座学と実技の両方をITインストラクターの講師が教えてくれた。涼子のようなプログラミング初心者でも理解できるようなスピードで研修の授業は進み、実際にプログラミング言語を使用してパソコンに反映させる内容となった。web上に"hello world!"という言葉が表示されたときは、はじめてのプログラミングが成功したことに嬉しさよりも、この"hello world!"ってなんだよ!という妙な突っ込みを入れてしまった。


両隣の男性同期は、イケメンだがこの単語に見覚えがあるのか。

「そうそう。やっぱ、"hello world!"だよねw」

「きたー!!!"hello world!"!!!ひゃほーい」


ってだから、"hello world!"ってなんだよ。。。



涼子の4度目のため息は、意味もなく両隣の声に負けじと大きくなってしまった。


"hello world!"という単語が、プログラミングをはじめる上で使用されているテンプレートの言葉だと気が付くまで数日かかった就活ミスマッチな涼子であった。


しかし、負けず嫌いの涼子は地道にプログラミング言語を習得し、様々なプロジェクトに参画する優秀なエンジニアとして名を馳せるようになるのはここから数年後の話である。






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