第25話 作戦開始DEMA
「ん?」
女子が6人程いることは分かったが、よく見ると4人と2人のグループに別れているのが分かった。2人組のうちの1人がメモをっているが…
「ソウ、紅蓮あの6人のうち知り合いは何人いる?」
「え、えーとな、」
「うん、紅蓮君は人の名前覚えるの苦手だからね。情報なら僕に任せてよ」
ソウがそう言うと紅蓮はスマンなと言い落ち込みソウが見やすい位置に移動し下がった。
「うーんとね、あの4人組の子たちは、クラスが違うから僕に関わりは無いけど、アオは下の学年の時に同じクラスになったかもしれないかなー。僕が知ってるのは明るい茶髪の子。確か大西さんだったかな?の名前ぐらいだねー」
「なるほど、」
「あっでもあの2人組の子達は知ってるよ。同じクラスになった事もあるし、有名だからねー」
「有名?」
「うん、あの熱心にメモ書きしてるこ、田所響子ちゃんってこなんだけどさ、まぁ、お父さんが新聞会社の社長さんっていうのもあるんだけどねー。下手すると全校生徒が知ってるんじゃないかなー」
「全校生徒!?」
俺は驚いたがふと気づいた。田所といったか?
…いや、流石に偶然か、
「週一のペースでセルフ校内新聞を作ってる子でねー。学校の怪談の真相とか、〇年生の先輩のドロドロの恋愛模様とか、薄毛の校長先生が最近買ったズラとか、新聞に乗ってたりするよ。学校の事だったら1番知ってるのは響子ちゃんじゃないかなー」
「それは凄いな、凄いを通り越して怖いが」
「皆、怖いもの見たさに新聞が張り替えられたらチェックしてるよ。多分今日も取材だと思うよー。で、その隣にいる子が相田聖奈ちゃん。大人しい性格で響子ちゃんといつも一緒にいるこなんだー」
「なるほど、まぁちょうどよかったな」
「えっちょっとアオ!?」
「おいまてよ!」
俺は岩からでると偶然を装い少女達の集団に近づく。
すると正確に話している声が鮮明に聞こえてきた。
「それではご協力感謝致します!来週の記事は『今どき!男子のこんな所が嫌だ!モテない男子の共通点』で決まりですね!」
何やら恐ろしい言葉が聞こえたが気にせず近づくする。
「ん、キョーちゃん…」
相田が田所の服を引っ張り俺たちに田所は目を向ける。
「ん?どうしました?セイ?おやおや?蒼太さんではございませんか!」
先程メモを取っていたポニーテールの少女が反応した。
「!?」
「どうか致しましたか?」
驚いた、まさか目の前の少女があの田所だったとは…
写真で見ただけだが間違いない。
真実だけを書き、20歳という若さで新聞社社長に就任した
天才。
これは当たりを引いたようだな。




