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ALOISE(アロア)  作者: 十八谷 瑠南
212/213

アーサーとボーマン

◯アーサー

ふと、アロアの声が聞こえたような気がしてアーサーは振り向いた。

「どうした?王子?じゃなくて、王様か」

そう言ってボーマンがにっと笑った。

「まだ、王子だ。鼻男」

「おい、その鼻男ってのやめろって」

アーサーは笑った。

「全く、性格はましになったけど、根本的なとこは変わってねえな。やっぱり、お前にはまだアロアが必要だったんじゃないか?」

「アロアには帰らなければいけない場所がある。私が王になるように」

ボーマンは、アーサーの背中をばんっとっ叩いた。

「いたっ!貴様、何を」

「元気出せよ。俺たちがいるじゃねえか」

アーサーは、一瞬目を瞬いたが、ふっと笑って微笑んだ。

「ああ。そうだな。ありがとう。ボーマン」

ボーマンは、少し照れくさそうに笑った後、ん?と顔をしかめた。

「お、お前、今、俺の名前」

「貴様は先に行ってろ。私は、ランスロットに用がある」

そう言ってアーサーはさっさと部屋を出て行った。

先に待ってるからなと後ろから声が聞こえてアーサーは部屋の扉を閉めた。

そんなアーサーの顔は少し綻んでいた。

「アーサー」

ランスロットが、きょとんとした顔でこちらを見ていた。

「ちょうど、お前を迎えに行こうと思って。何、笑ってんだ?」

アーサーは恥ずかしそうに、咳をした。

「なんでもない。それより少し私に付き合ってくれないか?ランスロット」


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