はじめに
「『LIGHT NOVEL』の玩具箱」は、『LIGHT NOVEL』を完成させるための、書き散らかし場です。
設定資料集、作品解説。
キャラクター解説が主ですかね。
解説といいつつ、ここで情報の再構築をする。
頭の整理。
牛には胃が複数個あるらしいですね。
鳥には砂嚢がある。
情報の消化吸収も人それぞれということです。
Aの主役、アアロンAaron。
その名は聖書とされる『出エジプト記』のモーセの兄として登場し、英和辞書にも載る名前でありながら
日本人にはそこまで知られていない印象。
日本の伝統的にはアロンと表記されるが、元がヘブライ語であり、英語の発音も[é(ə)rən]や[ˈerʌn]など
エランに近いため正解はないと考えられる。
『LIGHT NOVEL』という小説はカタカナの功罪というテーマも扱い、カタカナ語と原語の違いを言葉遊びや引っ掛けとして利用していくので、アアロンという名前はそれを体現しているとも考えられる。
私とAaronとの出会いの流れは、この小説の基礎に関する重要なエピソードとして記憶に残っている。
「何か面白い小説を生み出したい」という思いとは裏腹に、私には特定の描きたいキャラクターや世界に対するビジョンが無かった。博愛主義的な性格と言えばいいのか、特殊な志向を持たなかった。
持ってないと、思っていた。
好きな作品は数あれど、それがどう生み出されたのかなどは思いもよらなかった。
分析不足。
軽い挫折。
それを打開したのが、私のもつ「言葉への興味」だった。
私は、小学四年の習字の授業の際に、「大事にしたいもの」をテーマに書きなさいと言われ、「言葉」と書いた過去がある。
小さな変態であり、それをさほど隠そうとしなかった。
キャラクターとは、そもそも何か。
目的を掘り下げ、その本質を探る。
私は、「本質」を見つけるのが好きだった。
宇宙の真理は?
あれは何?何で?どうして?
CHARACTERという英語の意味の欄に「文字」という言葉があったのを思い出す。
そうか、文字のイメージを核に、人格を形成すれば…。
擬人化。
それは人が人たる所以であり、古来から利用されてきた手法であった。
続く。




