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夜桜と丑三つの戦乱  作者: 廣川紫翠
第二章“狂花の死闘”編
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第十八話「怪異狩り」

遅くなってしまい、申し訳ありません。

「オラ!!」

「四大元素“水”」

智也と朽葉は、蝿。ベルゼブブの攻略をしていた。

「サンキュ!!朽葉ぁ!オラオラオラァ!!『鬼神の両腕』!!」

鬼の右腕により、着々と暴食の悪魔へと、ダメージを与えていた。更に、神の左腕による、回復阻害のトッピング付きで、ボコボコにされる。

『ふざけるナァ、……よ?殺す』

蝿は、ふんわりと周りの空気を()()して、蝕んでいく。

『触喰』

あらゆるものを巻き込み喰らう、最悪の力をベルゼブブは、放つ。しかも、最大出力で。これにより、状況は一変する。

一瞬にして、智也は、左腕を喰われ、朽葉は右足の爪先を喰われる。

「「グァッ」」

と、呻き声をあげるが、それでも、立上がる。朽葉は無理矢理、自身の手を使ってまで、立上がる。

そして。

智也は、左腕の肉片を右手に抱え、こう叫ぶ。

「『鬼神の右腕』!!」

その瞬間、凄まじい烈風が吹き荒れる。そして、肉片と、右腕が、その瞬間混ざり合い、バチバチと紫色の光を放つ。

「お前は。もう負けが決まってんだよ……俺の腕を食った瞬間からな。『神腕爆破(しんわんばくは)』!」

そう彼は叫ぶ。次の瞬間、ベルゼブブの蝿の身体が、爆破され、散り散りになる。

「今だ!朽葉ァァァ!!」

「ああ、任せろ!喰らえ、そして、消滅しろ。『水火合形式(すいかごうけいしき)秘法術(ひほうじゅつ)陽玉(サンフレア)”』!!」

次は、完全な詠唱により、その力を爆発的に上昇させた、その太陽を発現させる。そして。

「朽ちろ。」

の合図とともに、太陽は落ちて行く。その、暴食の悪魔である、ベルゼブブを消し去り、そのまま、空気を焼き払い、『触喰』すらも消失し、完全にきえさる。

そして、熔けてゆき、太陽は、空気を最後に少し、爛れさせ、消えた。













一方 佐助側。

アラクネとの、総力戦をし続けていた。

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