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そのために

機嫌の悪い組員に

俺が暴力を受けることは

日常茶飯事である。


弟分の明宏が

何か失敗した時も

俺が制裁を受けることもある。


そんな時は

俺の顔の腫れを見て


将生兄貴!


すみません!


僕のために

殴られてしまって!

明宏は謝ってくる。


しかし

そのことに

俺は何とも

思っていなかった。


女装マニアの

明宏にとっては

顔は命であろうが


俺にとっては

顔のキズなんて

屁とも思わない。


むしろ

明宏が殴られなくても

俺はホッとしている程だ。


それに

明宏には日頃

奢ってもらっている。


毎日の食後の

コーヒーやデザート代

さらには

女装デートの時に

使うお金は全て

明宏が出してくれる。


なにしろ

俺は月に3万円しか

食事代を貰っていない。


たまに

気前のいい組員が

小遣いをくれるが


その機会も

見た目からか

明宏の方が多い。

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