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逃亡旅を始めて

二週間が経過した。


俺たちの元を

鍋島が離れて

もう一週間になる。


毎晩欠かさず

鍋島からは電話か

メールが来る。


ただ

今の時点では

何も問題ないようで


予定通りに

車で進んで欲しいと

毎日、言われるだけだ。


どうやら

うちの組は

俺たちの捜索から

もう離れたようだ。


おそらく

連帯責任により

うちの組員の200人近くが


本部からは

3億円の補償を

求められたようだ。


これから

一番の責任者の

則夫を含めて全員が


タコ部屋に入れられるか

過酷なマグロ船とかで

地獄の労働を課せられるはず。


それでも

本部への上納金の

3億を200人で割れば

150万円ほどである。


半年ほどで

完済できそうだが

暴力団は甘くない。


キッチリと

落とし前というか

罰として法外な利子も

要求してくるはず。




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