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その自問には
俺は即答できない。
明宏と一緒に
暮らすことには
俺は抵抗などなく
むしろ嬉しいくらいだ。
なぜなら
俺は明宏とは
波長が合っているし
一緒にいると楽しい。
明宏と暮らせば
俺は楽しい毎日を
きっと過ごせるはずだ。
さらには
頭の悪い俺には
慎重派で賢い
明宏は頼りになる。
ただ
明宏との同居には
引っかかる所はある。
それは
鍋島が俺に
言ったことである。
あの子は心底
お前に惚れてるな!
あの子は
ただの女装子でないな!
心も体も
本当の女性に
なりたがってる!
そのような
鍋島の言葉に
俺は否定したかった。
しかし
思い当たるフシもあり
俺は黙るしかなかった。
惚れるといっても
よくヤクザの世界である
男が男に惚れるのでなく
今の明宏は
女性として
俺に惚れていると
鍋島は思っているんだ。




