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組を出るまでは

明宏との女装デートは

俺には非日常であった。


しかし

逃亡を始めてから

明宏は常に女装ゆえに


今の生活が

俺にとっても

非日常でなくなりつつある。


おそらく

明宏は今後も

ずっと女装を続けるはずだ。


予定では

1ヶ月後には

俺と明宏は新たな

戸籍を得ることになる。


その時点での

明宏は戸籍上は女性

しかし

まだ肉体的には男性だ。


それでも

俺と明宏は法的に

結婚することができる。


鍋島の勧め通り

俺は明宏とは今後

偽装結婚するかもしれない。


その結婚には

永遠の安全を

得るためという

大義名分がある。


それゆえ

明宏との偽装結婚を

俺は受け入れるだろう。


そして

その後の俺たちは

どういう形になるだろうか?


法的な夫婦として

俺と明宏は死ぬまで

一緒にいるのだろうか?

俺は自問してみる。

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